可哀想・気の毒という情動が無いなんて事が有りえるのでしょうか?
こんにちは。先日、知人とテレビを見ていた時の事です。
病気を患って身体機能の一部を失った方がそれでも健気に頑張っているという内容でした。何分テレビのやる事なので、お涙頂戴の感動作に仕上がっていたのですが、そこで知人がポロッと、"私、今まで他人を可哀想とか気の毒とか思った事がないのよね。"と言いました。
てっきりテレビには乗せられないぞという意味かと思ったのですが、そうではないようなのです。
"こういう人を見ても変な人だと思ってしまう。これは子供の頃からなんだけど私は異常な人間だから。。。"と事も無げに言い切りました。可愛いとか綺麗という気持ちはわかるけれど、可哀想・気の毒という情動が起きた経験が全く無いというのです。
その人はもう老人と言って良い年齢で、社会生活は普通に営んでおり特にトラブルもないようです。
可哀想・気の毒という感情は、他者より自分が優位であるという前提があるとするなら、ある意味傲慢な感情と言えなくもないですが、そうは言っても自然に湧き上がってくる情動の一つではないかと思います。
それが無いなんて事が本当にありえるのでしょうか?その話にちょっとビックリしたので質問してみました。
補足
興味はなくなったわけではなくて、好きな気持ちは過剰にあります。 またうつ病は思考力の低下もあるのでしょうか?