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北京はPekingですかBeijingですか?

十数年前、世界史教科書の指導書を執筆した際の編集会議で地名はなるべく現地音という意見が出されました。その時、中国史の先生が「ペキンなんて発音は日本だけ、Beijingとすべき」と発言されたのが印象強く、フランクフルトで"Peking"という表示を見て、三国軍事同盟の名残かと勝手に想像しました。しかし「北京原人」はラテン語でシナントロプス・ペキネンシス(シナとペキン)ともいいますし、香港でも"Peking"(パッケン)ともいうそうです。地名や年号、人名には結構読み癖(要するに個人の好み)で数種類あるのも不思議ではありませんが、由来をお教えいただければ、幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • shoyosi
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回答No.4

中国語を英語に表記する方法は、「ウェード式」と「ピンイン式」がおもなものです。「ウェード式」は、1867年ウェードが中国語教科書で使用したもので、この表記が、世界中で基本になりました。これに対して、「ピンイン式」は1958年、中国共産党政府が、国内の識字率向上など教育の一環として、発表したものであるが、中国の国際地位の高まりと共に、この表記が、英語でも「ウェード式」を駆逐するまでにも、なっています。  なお、上記は、アルファベットの表記ですので、「北京」を「ペキン」「ペイジン」の発音の違いは、別の地方音・時代音の違いです。北京は清の首都でもありました。清は北方の満州族を基礎にする国家であり、発音自体、北方系の方言が影響していました。当時「北京」を北京と読んでいたので、この発音が現在でも日本では生きています。  中国語の表記については、下のURLをどうぞ

参考URL:
http://www.ailogic.co.jp/x260-1-1.html#A-2

その他の回答 (3)

  • hibit
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回答No.3

固有名詞の表記は非常に難しいと存じてます。中国は英語でCHINA=しな=支那=チャイナです。ラーメン=支那そば。又、ビルマは、日本ほか多数国はミヤンマーですがアメリカは、軍事政権国家なので認めてないのでビルマのまま。だと、日本は過ちを犯しています。人名で解りやすいのは、マイケル=マイカル=ミッシッエルが同じ。我が国は、日本=にほん=にっぽん=ジャパンなど。あくまで参考的なアドバイスです。

  • otsuge
  • ベストアンサー率15% (43/278)
回答No.2

ピンインに統一するように心がけた方が無難です。 そうでない方、ピンイン表記はあるが英語表記のない土地が山ほどありますし、空港とか都市の3文字コードはピンイン基準になってますから。

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.1

中国語のアルファベット表記は、原則としてピンインという中国語発音記号とでもいうような特殊なものが用いられます。 北京はbeijingがピンインに基づいたもので、正式表記なのです。bの発音は破裂音ではないpの発音であり、pの発音は完全な破裂音をしめすものです。 従って、中国で英語などの外国語を知らない人がpekingと書いてあるものから北京を想像することはできません。まったく違う漢字を当てはめてしまうことになります。 広東語と中国語(普通語)とは、全く異なるものです。 「一、ニ、三、四、五」は広東語で「yat、yi、sam、sei、ng」ですが、普通語では「yi、er、san、si、wu」、「おはよう」は「neihou」と「nihao」という風に異なりますし、声調という発音の高低変化についても、普通語では4種しかありませんが、広東語では8種~32種の区別があります。同じ発音でも声調が変わると意味が変わってしまいます。 中国では更に、福建語、上海語など多くの地方語があります。これは、日本の方言といったレベルの違いではなく、全く外国語と考えてよいでしょうネ。 その地方語独特の漢字があったり、細かい文法が異なったりもします。ハングルと日本語、琉球言葉とアイヌ語くらいの違いがあると思ってください。 違う地方語を話す人同士は間に通訳を介すか、或いは、共通の言葉を使ってでなければ会話をすることができません。 やはり、多くの独立国が吸収されて出来上がった、中国の成立に関連するのでしょうネ。ちなみに、四面楚歌の楚の国の言葉が広東語に相当するとも言われています。 kawakawaでした。

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