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市民について

政治などに詳しい方に質問です。添付画像にある内容についてどのように考えるか、意見をお聞きしたいです。

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回答No.1

日本語で考えると良く判らないでしょう(^^;)。 まぁこういう言葉は明治時代に福沢諭吉さん辺りが「経済」とか「自由」等といった言葉と共に造った言葉ですので、語源から紐解いて行った方が判り易いかも……。 Citizen は語源である Latin 語の Civitas ではよく判らないので、City (市) の語源である Civis に Men (人々) を組み合わせたもので、もうちょっと規模が小さいと Townspeople (町民) になります。 Citizenship とは市民権と訳しますが、Membership は会員と訳しますよね。 Ship は Friendship や Fellowship と言うように「仲間」「付き合い」「親睦」「親交」みたいな Image の言葉です。 つまり、Membership (会員) が「その会に属する権利がある」という意味であるのと同様に Citizenship は「市民の 1 人としての権利がある」という意味であり、それ以上のものでもなければ、それ以下のものでもありません(^^;)。 あくまでも「権利」であって、「義務」はありません。 そのため「〜というものがある」といった「慣習」ならば良いものの、「Citizenship である『べき』事は〜」等と「義務」に近いものを答えてしまっては誤りです。 Citizen (市民) と同義語に Freemen (公民) という言葉がありますが、Free と Men が組み合わされているように、市という組織が一個人を守る上で個人々々に保証している最も大切なものは「個々の自由」です。 「自由」とは何をやってもやったままで良いというものではなく、自由を行使する際には必ず「責任」が付いて回ります。 つまり Citizenship とは暗に「責任ある自由」を「権利」として保証しているわけですね。 故に Citizenship を「理想的な市民の在り方」として捉える場合は「自己の責任から逃げる事無く自由を謳歌できる『大人』の態度」という事になるでしょうか(^^;)。 批判したり反対するだけで理想的な代案を提示できない者、選挙に参加しないで政治に文句を垂れる者、何事にも責任を取ろうとせずに誰かに責任を擦り付けるだけの者は Citizenship がある人とは言えませんね(^^;)。

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