#5の者です。
FireFoxのESR(Extended Service Release)版についてはご存知ですか?
新機能を無理に取り込む事をせず、既存のwebサービスの安定動作に重きを置いたリリースなのですが、コレは、パッチは最新のモノがきちんとアタりますが、新機能の追加や仕様変更が行われません。
コレの最新が、Debian(testing)では、78.5.0.esrなのです。
Debian11リリース前での現在のテスト版の最新がコレです。
(安定版:StableはDebian10)
>debianはなんか敷居が高そう
Debian8を境に雰囲気が変わり、今では、プロプライエタリなドライバ等も、Synapticパッケージマネージャで楽に入れられるようになって来ていて、複数のパッケージを目的毎に一気に入れる、「メタパッケージ」(Xfceとかのデスクトップ環境なんかがそうなってます)の導入なども有り、ずいぶんとこなれた造りになってますけども・・。
現行は、testing版(次期メジャーバージョンへのテスト段階に有るモノ)でさえ、「ど」が付く安定状態に在ります。
誤解されがちなのがDFSG(Debian Free Software Guideline)の話で、「Debianプロジェクトが、自由に配布したり、弄る事の出来無い・許されない*ソフトウェアについては、要望や不具合報告等をDebianプロジェクトに向けられたところで、対応の仕様が無いので、基本的には外部のモノとして、デフォルトでは除外される」事でしょうか。
*)こうしたガイドラインに抵触するソフトウェアについては、contrib(contribution:貢献提供によるモノ)あるいは、non-free(利用にあたってソフトウェア提供者の示すライセンス条項に同意が必要なモノ)扱いとして、ユーザが「自分の意志で取り込む必要」が有ります。
具体的には、Synapticのリポジトリ設定等で、「セクション」項目への追記が必要になるのです。
Mintにも、LMDE(Linux Mint Debian Edition)なんて、Debianベース版が有りますし、扱いは難しいモノでは無いと思いますけども。
>ubuntuでもmxでもソフトの新しさは大差ないでしょうか
Linuxディストリビューションは、サポート中のバージョンであれば、逐次更新が行われる分、カーネルや中核ライブラリ等、モノによってはWindowsより対策やら更新やらの対応が早かったりすることさえ有りますが・・その辺はどのように思われてます?
debian系(現状ではubuntu含む)なら、起動してから、各アプリケーションを使う前にターミナルから、sudo apt updateして、更新が有るようなら、そのまま、sudo apt upgradeしてれば最新パッチがアタリますし、パッケージも更新にあたっての不具合(ライブラリ等の依存関係etc.)が無ければ最新と差し替えられます。
おまけに、公式サイトのセキュリティーアラートの確認も、ちょこちょこやっとけば更に安心感を得られるものと思います。
こういう習慣を付けておけば、最新の状態を維持しつつ、ガンガン使い倒せます。
補足
mint linuxだとosの都合で最新版が使えないわけではないのですか?