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男性脱毛症治療の質問
- AGA,いわゆる男性脱毛症の治療について質問です。
- 治療費が高くつくと考えていますが、個人輸入が流行っているようですが、女性でも利用できるのでしょうか?
- 経口治療薬ではなくツゲインを検討しています。他に心当たりのある方はぜひご一報ください。
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- gakushaneko60
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治療経験者でも医師でもありませんので、参考程度にお読み下さい。ちなみに、理容師です。 質問に紹介されていたページを見て、安心しました。フィナステリド製剤はもちろん、ミノキシジルタブレットでもありませんでしたから……。 フィナステリド製剤は、男児を妊娠している方が触れてしまいますと、その男児を確実に奇形児として出産する事になるのだそうです。その……おちんちんが……。 ミノキシジルタブレットは、副作用で発毛するくらい強力な「血圧降下剤」です。つまり、高血圧の薬です。通常、高血圧症の治療には、かなり弱い薬から始まり、効果が無い時に限って、徐々に強くしていくのですが、それをいきなり強い薬を服用、しかも健康体の人が服用しますと、危険なほど血圧降下してしまう可能性があります。ですから、服用は避けて下さい。 その点、検討されている「ツゲイン」、個人輸入可能な「ロゲイン」、国内販売されている「リアップ」でしたら、ミノキシジルを主成分とした薬液で、これを頭皮に塗布するのですから、もしかしたら若干の血圧低下はあるかもしれませんが、断然、安全です。もちろん、女性が使用しても問題ありません。 ただ、塗布しているからと言って安心は出来ませんよ。 まず、大正製薬の治験データを紹介します。 治験時、真薬を投与したグループの発毛率 52~54% (ロゲイン(5%ミノキシジル)における同じグループの発毛率:54~56%だったと記憶しています) 治験時、偽薬(プラシーボ薬)を投与したグループの発毛率 3~5% (これは、ロゲインのデータも同じ数値です) 発売後のリアップ使用開始6ヶ月後の発毛率 1~3% (ロゲインにおけるこちらのデータは取得出来ませんでした) 真薬と偽薬の違いはわかりますが、真薬同士なのに、治験時と発売後の数値の違いは、不可思議としか言えそうにないですよね?誤差と言えばそうかもしれませんが、治験時の偽薬よりも数値が悪いのも気になります。 あっ、一応、これらのデータは、当時、新聞やインターネットで発表されたものです。発売後のデータは、発売後半年経った時に発表されたものです。 どうせ、同じミノキシジルを主成分とした薬液を使うのですから、可能なら治験と同じになりたいですよね?と言う事は、治験時、真薬を投与されたグループと同じ事をすれば……って、考えられますよね? それをしなかったから、発売後の発毛率なんですから。 治験がどの様に行われたかは、発表が無いので、不明です。ですが、発毛剤としての副作用は、血圧降下ですので、もし、それが強く出てしまった時、すぐに医師が対処出来る方が安心ですよね?と言う事で、これは私の個人的な想像ですが、治験者は入院されていたのではないかと思われます。 入院されていたと仮定しますと、 まず、毎朝、同じ時刻に起床し、だいたい同じ時刻に食事を摂り始め、ほぼ同じ時刻に就寝します。つまり、生活リズムが一定しています。 これにより、外分泌(特に唾液や胃液など)と内分泌(ホルモン、特に細胞分裂を刺激する成長ホルモンを代表とする4種類のホルモンなど)が効率良く分泌される様になります。決まった時刻に分泌量が増加しますとその増加量も増えるらしいです。 次に、治療食は除かれるかもしれませんが、食事制限が無い入院患者向けのいわゆる「普通食」でしたら、「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」が摂れる様になります。この事によって、「生命活動に重要な部位(器官)ヘ分配されて残った余りがまわされていた栄養」が髪の毛などにも十分届けられる様になります。 書いている私がイヤになるくらい難しい話なので、ここからは読み飛ばしても構いません。 栄養バランスは理解されていると思いますが、食卓に並んだ時、どんなに素晴らしい栄養バランスの食事だったとしても、私達の身体に吸収されている栄養のバランスが崩れていては意味がありません。まぁ、食事としての栄養バランスがよく言われるのは、その段階からバランスが崩れた食事になるからです。 私達の身体は、それぞれの栄養ごとに1日で必要な量が決まっていて、その量を100とし、1つだけ体内に吸収されている栄養が少なかった時、例えば、それが80しかなかったとすると、他の栄養が全て100よりも多くても、みんな80だけ使われると、残りは体内に一時ストックされた後、身体の外に排出されてしまいます。 ちなみに、そのストック期間が一番短いのは亜鉛ミネラルで、たったの3日間です。 ちなみに、全ての栄養が100超えしていた場合は、100だけ使ったあと、残りは体内にストックされるそうです。 読み飛ばしはここまで。 時折、TVや雑誌、ネットなどで、栄養バランスの整った食事が紹介されますが、あれを毎食食べる根性、あなたにはありますか? 私はありませんし、そんなの嫌です。 やはり、誰でもいろいろと食事を楽しみたいはず。 たったの3日間でも3日間もストックされるのですから、手を変え品を変え、「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」を目指せば良いのではないかと思いますよ。 知り合いの栄養士さん曰く、「最初のうちは「1週間で完璧な栄養バランスとなる食事」になる様に心掛けましょう」だって。 食事としての栄養バランスは整えられても、体内に吸収された時に崩れていては意味がありません。そんな事はありませんと思われる方も多いでしょうが、消化が不十分であれば、これ、十分考えられる事なんですよ。 で、消化と言えば、咀嚼です。 「胃液がなんでも消化しちゃうからあまり噛まなくて良い」とこのサイトで書かれた人もいる様ですが、胃液は飲み込んだ食品の表面からでなければ消化が出来ません。と言う事は、飲み込んだ塊が大きいほど消化に時間がかかると言うことになります。 胃液は、食べ始めが一番濃い状態で、ゆっくりと薄くなっていきます。 また、胃液は飲み込んだ塊だけでなく、胃壁も消化してしまいます。 その為、消化に時間がかかりますと、消化力が弱まりますし、胃壁が薄くなる分、胃壁復活に体内に吸収されている栄養が余分に使われ、その分だけ、髪の毛などに届く栄養が少なくなってしまいます。 もちろん、消化不良を起こす可能性もあり、消化されなかった食品は、栄養を含んだまま、体外に排出されてしまいます。 細かく噛み砕かれた食品は、表面積が大きくなりますので、消化が早くなり、食事としての栄養バランスほとんどそのまま体内に吸収可能となります。 と言う事で、可能な限り、「1口当たり30回以上噛む」事を心掛けてみて下さい(食事時間は、一般的な食事量で約30分くらいです)。顎が疲れない様でしたら、「1口当たり50回以上噛む」様にしてみて下さい(こちらは、50~60分)。 ストレスは育毛の天敵と言われる事もありますが、特に強いストレスを受けた時、血管が収縮するし、胃腸がまるでランバダでも踊るかの様に、激しく動き回ります。さらに、小腸で栄養を吸収している「柔毛」が収縮するので、栄養の吸収が悪くなってしまいます。 ストレスを感じた時(実際は、急に高くなった血圧を感じています)、血圧が下がる行為をしましょう。 ストレス解消法としていろいろなアドバイスがいろいろな方からあると思いますが、それはそれで、ご自分にあったやり方をされると良いですが、私のオススメは、「普段からやり慣れている事をする」と言う事です。 ストレスは、加減乗除しません。必ず、上書きです。つまり、強いストレスの後に弱いストレスを受ければ、弱いストレスだけが残ると言うわけです。で、たいていの方の場合、普段からやり慣れている事が、1番弱いストレスなんです。 強いストレスを受けた時、可能ならやらない方が良い事は、ストレスを放置する事です。 実は、どんなに強いストレスでも約1時間ほどでストレスは自然解消されてしまいます。この自然解消を繰り返してしまいますと、血液がドロドロになり、それを送り出す為に心臓が頑張ってしまい、深部体温が下がりにくくなる事から、寝付きが悪くなる事もあるかもしれません。人によっては痛風の症状が現れる事もあるでしょう。 なんにしても、良い事は無さそうです。 と言う事で、ストレスを感じましたら、可能な限り、早目に解消させましょう。 で、最後に、纏めますと、要は、今までの生活習慣だったから髪の毛の問題が現れたわけですから、無理の無い範囲で構いませんから、食生活や生活習慣を見直してみて下さい。 その上で、ツゲインを使用しませんと、効果が得られにくくなるでしょう。 そうそう、大切な事を書いてなかった。 ミノキシジルは、約3年ほどで耐性が出て来ます。耐性が現れるまでに、ミノキシジル製剤が要らなくなる様に、改善しましょう。 長文で失礼しました。