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プロ仕様のナレーション用マイクが欲しい! おすすめは?
- プロのナレーターが自宅で宅録を始めるために、プロ仕様のナレーション用マイクを探しています。現在持っているゼンハイザーのMKE600はショットガンマイクなので、企業のナレーションには適切ではないか心配です。中古でRODEのNT2000を見つけましたが、それを入手するべきか迷っています。また、オーディオ・インターフェイスにはSteinbergのUR22Cを注文しました。
- プロのナレーターが自宅で宅録を始めたいと考えていますが、適切なナレーション用マイクがわかりません。現在所有しているゼンハイザーのMKE600はショットガンマイクなので、企業のナレーションには向いていない可能性があります。そこで、中古のRODEのNT2000を見つけましたが、購入すべきか迷っています。また、注文したオーディオ・インターフェイスはSteinbergのUR22Cです。
- 自宅で宅録を始めたいと考えているプロのナレーターですが、適切なナレーション用マイクが必要です。現在所有しているゼンハイザーのMKE600はショットガンマイクですが、企業のナレーションには適していないかもしれません。中古のRODEのNT2000を見つけたのですが、それを入手するべきか迷っています。また、オーディオ・インターフェイスにはSteinbergのUR22Cを注文しました。
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こんにちは。 普通ショットガンマイクは近距離の収音には使いませんね。 センターを外れると音質や感度が変わって使いにくいです。 自宅スタジオを持つほどなら、RODE の NT2000は備えて置いて無駄にはならないマイクだと思います。 MKE600とNT2000があれば、ほぼ全てのマイク指向性を手に入れた事になります。 ご存知かもしれませんが、RODE の NT2000は前向き後ろ向きの2カプセル(位相差180度)で指向性を作る可変指向性です。 前後が同感度なら双指向性 ~ 後向きの感度を落として行くにつれて単一指向性(ワイド→カーディオイド→ハイパーカーディオイド) ~ 後向き感度0で 全指向性 つまり後方側(逆位相入力)の感度を調節することで合成される指向性を変化させるマイクす。 この方式のマイクは、双指向性にすると物理的に低音域感度がナチュラルに減衰するので、スピーチやナレーションでは明瞭度が増し好まれてました(放送機材にイコライザーやローカットフィルターがなかった年齢もろバレ1960年代の話です)。NT2000にローカットフィルターが付いてますので、Steinberg UR22C のようなシンプルなオーディオ・インターフェイスにも適応出ますね。 プロのナレーターならご存知でしょうが、無指向性以外は、5~60cm程度以下の距離で距離が近い程低音が持ち上がる 指向性毎に異なる「近接効果」という籠り現象 が発生しますので 、指向性やマイクとの距離は声色作りに利用されます。 マイク背面の反射音などが入るようでしたら、後方音を低減する「リフレクションフィルター(Reflection Filter)」などの対策品も試してみてください。
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- John_Papa
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John-Papaです。 お礼ありがとうございます。 『沼』ですか。 私は、あまり沼を感じないんです。 自己満足ではありませんが、その時々に応じて準備できる範囲で最善を尽くしてる、と思っているせいか結果に憂いが無いのです。 Neumann の U87であれば、ちょっとした公共ホールなら、レンタル備品として持っているので、録音とかの依頼があれば同期日で会場に借用を申し込めば使える、という事も大きな要因でしょう。付帯するマイクの吊り装置を使えたり、会場付きの音響エンジニアさんとも親しくなれます。 録音用のマイクに最初に出会ったのがまだ子供の頃で、Neumann M-269 でした。記憶の中では。 これが前後2カプセルで、専用電源と専用ケーブルで繋がっていて、後部カプセルの成極電圧を専用電源側で変化させて指向性を変えるものでした。触らせてはもらえませんでしたけど。 そして業務用途では標準のXLRコネクタの時代が来て、コンデンサーマイクが共通48Vファントム電源で動作するようになって、U-87がどのホールにも君臨するようになりました。 私も買うとすれば『マイクなに持ってる?』って聞かれた場合の返答用として。つまりステータスシンボルですね。高価なU-87が売れる主な理由はこれです。私のお付き合いする方々相手では、ステータスシンボルは不要なので買ってません。プレゼントされれれば喜んで貰います。 遠回しに返答してみましたけど、『John-Papa様は「中古でマイクを購入すること」につきまして、どのように思われますか。』 では、逆に問いますと私のように会場備品のマイクを使うのをどう思われますか? 音響エンジニアさんがきちんと管理しているからベストの状態・・・でしょうか? 私は、会場備品のU87で何度かカミナリのようなランダムノイズに遭遇しています。 湿度が(結露も)大きくてマイクの電極間で放電(正に小さなカミナリ)が発生するのです。 カビで振動板が痛めつけられてなければ乾かせば元に戻ります。 中古であるが故のリスク、借り物であるが故のリスクは確かにあります。それは、新品で有るが故のリスクより大きいかもしれません。 現在ご所有のゼンハイザーのMKE600 にどれ程の信頼を寄せていらっしゃいますか? ましてや、オーストラリアご在住ならRODE の本国ではありませんか。 マイクの設置方法で録れる音は目まぐるしく変わります。(脳の働きは今回の話題から除外させていただきます)近接効果や空間の響き(反射音の干渉)などの影響ですが、それらが録音と同時にデータに固定されてしまいます。 熟練した人でも、未知の録音を聴いてU87Aiで録られたのかNT2000で録られたのか、あるいは他のマイクかを聞き分ける事は難しいでしょう(録音時にそれぞれの違いを指摘する事はあまり難しくないでしょうけど)。それより、無指向性で録られたかカーディオイド指向性で録られたかを(周辺部の音で)区別するほうが容易いです。 NT2000は、自身が指向性を変えることで性質を変化できるマイクです。音と楽しく戯れてマイクと友達に成るには最適でしょう。その中で、ご自分の表現したい音を見つけてください。あなたが創造者(Creator)なのですから。 ただ、多様性に翻弄されることがないように前回答で指向性変化の基本ルールを説いたのです。 NT2000の中古がいくら程か知りませんが、私にはあなたの質問に書かれた選択に反対する理由が見つかりませんので、全面的に後押しするつもりで回答をしています。 ま、欲しい高額商品が有って、同性能・同機能のコスパの良い製品が十分の一程度の金額であるなら、まずコスパの良い製品を買って使い倒してみる。それが充分に使えるなら高額商品を買っても、10%の損失で目的達成。コスパの良い製品は中古販売も可能だろう。もし、コスパの良い製品でも自分の手に負えないようであれば、高額商品を買わなくて済むし、これも予算の10%の損で済むし90%は節約できた事になる。 こういう考え方に立つと、「高額商品はいきなり買うな、自分を育ててから買え」という事になりますが、如何でしょうか?
お礼
こんにちは。 再び大変ご親身にご回答くださいましてありがとうございます。 おっしゃる通りだと思いました。 そしてマイク選びに迷っうようであれば、レンタルで試してから決めるという方法もありますよね。 John-Papa様のご回答を読みながら、そう思いました。 また中古を購入する場合は、モニターヘッドフォン持参で確認すればより安心ですね。 ちなみにそのRODEの中古マイクは約半額です。 度々どうもありがとうございました。 とても助かりました。 どうぞ良い週末をお過ごしくださいね。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
ANo.1でつまらないミスをしてますので修正します。 『後向きの感度を落として行くにつれて単一指向性』 なので、括弧の中の整合性をとるためには 誤(ワイド→カーディオイド→ハイパーカーディオイド) 正(ハイパーカーディオイド→カーディオイド→ワイド) ですね。 他にも送り仮名の消滅とかがありますが、ご容赦ください。
お礼
ご丁寧に恐れ入ります。 ありがとうございました。
お礼
こんにちは。 とてもご丁寧にご回答くださいまして有難うございました。 プロの方から直接アドバイスをいただけて大変光栄です。 追加で補足してくださいました部分も含め、おっしゃる意味は大変よく理解できました。 ところがその後……。 私はマイク沼(とA/I 沼)に陥ってしまっています。 と申しますのが、中古でマイクを購入することに少々疑問を持ち始めたからです。 NT2000 であれば丁寧な扱いを受けてきたであろうとは思いますが、 10年保証の期間も過ぎているので、少々リスクが伴っているような気がしてきました。 私はオーストラリア在住ですので日本のような湿度はないのですが、 John-Papa様は「中古でマイクを購入すること」につきまして、どのように思われますか。 また良いマイクを見れば見るほど気持ちが動いてしまい、やや収拾がつかなくなってきました。 (例えば今は Neumann の U 87 Ai と TLM 103 に目が釘付けになっています。) さらに先日注文したオーディオ・インターフェイスが欠品のためキャンセルせざるを得なくなり、 一旦決めたはずが、また色々と見ている間に欲が出てしまっています。 (例えば Prism Sound Lyra2 ですとか。) ただ私の場合はナレーションですし(音楽制作ではなく)、一流ナレーターでもありません。 ですので、そこまでこだわる必要はないと自分ではわかっているのですが、 一流でないからこそ良い機材に頼ろうとしてしまっているのだろうとも思います。 私の質問に John-Papa 様は十二分のご回答をくださいました。 改めてありがとうございます。 本来ですと、この質問は締め切るべきかとは思うのですが、 もしお差し支えなければ、 John-Papa 様に上記につきましても引き続きご意見を伺えましたら、大変嬉しく思います。 お時間がありましたら、ぜひよろしくお願い致します。