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ステレオアンプの音の違いに驚愕
- オーディオ歴の長い方に教えて欲しいのですが、時代によってアンプの音作りが違うのはなぜですか?
- オーディオにはまっている人にとって、ステレオアンプの音の違いは重要な要素です。過去の古いアンプと最新のアンプを比較したとき、音作りの違いを感じることがあります。しかし、なぜ時代によってアンプの音作りが違うのでしょうか?
- アンプの音作りは、時代背景や技術の進歩、および社会の変化によって影響を受けています。例えば、CDという新しいメディアの登場により、音質の要求が変化しました。また、音楽のジャンルや傾向も時代によって変化するため、それに合わせてアンプの音作りも変わっていくのです。
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私は総合 Audio Maker の Sound はその当時の Speaker System に左右されているのではないかと思っています。 CD (Compact Disc) の音はその当時の Professional ADC/DAC (Analog Digital Conversion / Digital Analog Conversion) 製品と Studio Monitor Speaker System に左右されると思っており、私が好む CD の多くは AAD とか ADD、DDD 等と表記されたものである事から DAC 機は PHILIPS TDA1541A Chip を使用したものが好みで、Speaker System は ALTEC 614 系や JBL 43xx 系の音に近いものが好みです……Classic 主体の人は Bextrene Cone Woofer + Soft Dome Tweeter で構成される BBC Monitor Series 系の音の方が好みだろうと思いますが、私は Jazz が主体なので……。 Amplifier (特に Power Amplifier 部) には惨々な経験をしてきていますので全く信用しておらず(笑)、好みの音色は Speaker System を弄り回して作りだしています(^_^;)……Line Cable には無頓着ですが Speaker Cable には拘ってしまいます。 私にとって最初の Transistor Amp’ は DENON PMA-300 だったのですが、その後 20 年以上に渡って満足の行く Amp’ に出会った事はなく、米国に旅立つ前に両親の為の Stereo Set を組んだ際に購入した YAMAHA AX500 も惨憺たるもので、Continuous Louness Controller 様々でした(笑)。 渡米してからも FET Power 素子に興味を持って PHILIPS/日本 MARATZ の Amp を 5 台も買い換えて最終的に満足が行ったのは BOSE M901CSIV を鳴らすのに用いた DFA1000 (MRANTZ PMA99SE) でした……それも初めから Motorola 製品 Optical DA Receiver IC Chip は Bugってるわ Wireless Remote Controller は 2 年で壊れるわ、5 年で Transformer は鳴くわ 4 連 Continuous Plastics 製だった筈の Volume Controller ガリるわで泣きたくなりましたが……(^_^;)。 帰国後は米国で DFA1000 と最後まで購入を悩んだ McIntosh C34V を中古で手に入れて 10 年近く愛用しましたが、その後は自作 Speaker System で音色感を追い込む事から Power Amp’ は中華 Amp’ や ELEKIT の真空管 Hybrid Amp’ で済ませています……まぁ Volume Controller や Switch 類は直ぐに変になるので、直結にしたり素子を入れ替えたりとあれこれ弄り倒していますが(汗)……。 CA2000 や CA950って YAMAHA ですよね。 1970 年代中盤の YAMAHA は NS1000M という銘 Speaker System を世に出した事から高額 Amp’ は NS1000M、安価な Amp’ でも NS10M で破綻の無い良い音を奏でられなければ信用が失墜してしまいます(^_^;)……なので中域が張ったヌケの良い音像と活気のあるややドンシャリ気味の味付けがなされている筈です。 一方、同時期の DENON は Speaker System を見れば判る通り Woofer Squawker Tweeter 全てが Cone 型の 3 Way か JBL 系のような Horn Tweeter を混ぜる製品 Line Up でしたので、これらを駆動する PMA Series も低重心で、ドンシャリよりも腰の低いズンシャリ……高域のシャリは Metal 系のシャリではなく、紙臭いシャリが似合う音色です。 DENON は 80 年代になると YAMAHA NS1000M の影響を受けて Metal Dome Tweeter を多用するようになり、Woofer も Diatone の影響を受けて Carbon Fiber を用いるようになるのですが、端的に言えば節操なく他社の技術に追従せざるを得なかったという所でしょうか(汗)、駆動する PMA Series も根本的に作り直さねばならず、同時期の同社製 Speaker System と組み合わせるのであれば兎も角も他社製 Speaker System や同社の古い Speaker System と組み合わせると「こんな筈ではなかった!」と Shock を覚えるほど音色感が迷走します。 これは DENON に限らず SONY や MARANTZ 等も同じで、80 年代から 90 年代の Audio 機器は CD、CDV、LD、VHD、MD、DAT……と Multi Media なんて抜かす Multi Expenses 時代にあってどれも音色感が迷走していたもので、安定していたのはそうした Digital Media の混乱とは距離を置いていた ACCUPHASE や McIntosh ぐらいのものだったろうと思います。 90 年代になると Digital 録音現場の ADC が ΔΣ Single Bit になってしまった事から (民生品最後の Multi Bit ADC Recorder が SONY TCD-D10 だったと記憶します)、DAC 機も PHILIPS Bit Stream 等の Single Bit DAC が持て囃されたものの、高域 Responce の悪さをどう Analog 回路で補正するかでこれまた各社が迷走(笑)、だから私は Multi Bit の PHILIPS TDA1541A 一本槍でした(^_^;)。 90 年代後期になると 3bit×8 や 4bit×6 Stage の DAC Chip が出てくるようになると共に 1MHz 程度の Pulse でも 10kHz 以上まで広い Dynamic Range 感を得られる Dithering 技術が発達した事から大型 TV の Power Amp’ 部には Class D Amp IC Chip が多用されるようになりましたね。 Tripath TA2020 に始まった Class D Amp' Chip はその後の Class D Amp’ や Single Bit DAC Chip にも広く応用されているようですが、世の中の Speaker System が従来の重厚長大な Speaker……Bookshelf (本棚) 型 Speaker と言いながら本棚なんかに収まる筈もなく、専用 Stand Base を使うと Floor Speaker そのもの(^_^;)!……から Desktop Speaker System が持て囃されるようになってきた事から Amp’ の音作りもまた大きな変化を余儀なくされています。 5inch Cone + Dome Tweeter を片手で持てる程 Compact な Enclosure に入れた Desk Top Size ながらも驚くほど低音が出る Speaker System を PIONEER が 80 年代に出していた記憶がありますが、今の流行は 6.5inch 以下の Woofer と Dome Tweeter で 80Hz 以下の Electret Bass 音を問題なく出してしまう Type の Speaker System ですよね。 更には ASW (Acoustic Super Woofer や Active Super Woofer) で 40Hz 以下まで出してしまうのですから Amp’ には極低域の持続音でも壊れない強力な電源系を持たせるか、強力な電源部でなくとも軽々と極低音を出力できる (その代わり超高域は苦手な) Class D Amp’ にせざるを得ない状況になっています。 なので各 Maker (特に総合 Audio Maker) も対象とする User の System に合わせた Amp’ 作りをしなければならず、下手な Line Up では低価格品と高額品とで音色の傾向が全く異なるなんて事が起こる事になります……SONY は昔から当たり前でしたが(笑)……。 取り敢えず私は大好きな 70 年代 80 年代の名曲を 21 世紀の Amp’ や Speaker で聴く気にはなれず、Paper Cone の Full Range 自作 Speaker を安上がりな Class D Amp’ と言えども 12AX7 か 12AU7 の真空管を初段に用いた Hybrid Amp’ で好みの音を追求しています(^_^;)。 しかし最近の Full IC 機は長持ちしますね(^_^;)。 御気に入りの USB DAC Headphone Amp’ は総通電時間 6 万 5 千時間、音出しも 1 万 6 千時間以上なのですがピンピンしています(笑)。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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- sirasak
- ベストアンサー率27% (348/1287)
アンプは信号電圧をそのまんま大きな電圧に変えるだけのもので、HiFiアンプなら20-20kHzがほぼフラットに出れば音質が変わらないと信じる駄耳です。 普及品や組み込みアンプなどで低音カットしてあるものは音質が変わります。 一般的に音質が変わるのはDF、歪み、ケーブルなどではなくてスピーカーの違いによるものとされているはずです。 アンプで音質が変わると言われることには興味があるのですが、同じスピーカーを使って、視聴位置が厳密に同じで変わらないで、左右耳部の測定位置での周波数特性がどのように違うのかがはっきりしないと、健康状態でも変化したり違う耳を持つ他人には評価できないはずです。 比較できる機器で周波数特性図を提示してもらえばおよその評価が出来ると思います。 視聴動画を掲載すれば多くの人が視聴評価してくれると思います。 参考まで。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
コンプリメンタリ直結アンプで電気的な性能は良いはず、なのですがこれが大問題。 アンプに接続するスピーカはコイルとコンデンサで周波数分別で、 アンプの中はコンデンサがいくつも入ってしかも全段直結で深いNFBが掛けられてるから、発振を抑えるために微妙な調整をしてまるで暴れ馬を何とかなだめて走らせるような状態です。 各社押さえ込みを強くしておとなしくさせるか、暴れるギリギリで何とかごまかすか厳しい選択を迫られ経験を持つ1~2人が癖を持たせた音質で最後は決定することになる。 何しろ周波数帯域が20~20kHzと広いからどこかで暴れるでしょう。 アンプはまだその程度ですが、スピーカとなるとさらに物理的な共振、コーン紙の分割振動と箱の共振と空気の共振で暴れまくるのですから生演奏の音が再生できる見込みはない。 さらに悪いことに2つのスピーカで左右逆の音が時間差を持って耳に届くのですから音としての体をなしていない音を聞かされることになる。 かつてのオーディオ研究者長岡鉄男氏が晩年にスピーカのクロストークキャンセルに力を注いだのには非常に重要な意味があります。 そう言う訳で私は音源を直接デジタルアンプと遠近定位再生可能なヘッドホンでしか音楽は聴かないことにしたが、澄んだ楽器の本来の音色と奥行き、部屋中に広がる録音会場の反響音で目の前で生演奏を聞いているようだ。 一流の生楽器演奏者がオーディオマニアとはならないのは当然でしょう。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17775)
1.その時代で好まれる音(音質)がある 2.アンプの方式(設計)・素子・電源など構造やパーツによる音 3.メーカーによるキャラクター付け があると思います。 実際、CA-2000とCA-950では同じメーカーでも回路も何もかも違います。 そう言ったものが全て音の違いになります。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11072)
アンプの音が違うのは、その時代に最高の技術で、物作りをした結果です。 性能が良ければ、素晴らしい音が出るわけではありません。
補足
なるほど。 では今の高価なA級アンプ(ラックスマン?)などだともっと深い音が出るのでしょうね・・・到底手は出ませんが。。。
お礼
DENONのズンシャリと、YAMAHAA-950(CAは2000ですね)のズンシャリは確かに違っています。DENONのほうが密度が高いといいましょうか、難しいですが。