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水栽培できるか試行錯誤
- 雑草などで水栽培ができると楽しいいと思うのですが、できるかできないかはやってみないとわからないものでしょうか。
- 水栽培は試行錯誤が必要
- 水栽培できるか試してみるしかない
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結局はその植物の科や種類によるのでしょうね・・・。 種類によっては同じ植物であっても生え育つ環境により土の中に適応して伸びて行く根と水の中に適応して伸びて行く根の質が違うので、例えば土から抜いて根をなるべく傷つけずに綺麗に洗ったものを水栽培しても根が水に対応しにくく株が徐々に弱ってしまったり、逆に水挿しで出てきた根がかなり伸びてしまってから土に植え替えても土に対応しにくく枯れやすい事も(これは私も経験しています)あり、水挿しの場合は発根が確認できたらまだ根が短いうちに土に植えた方が根が土に対応し易くその先は土対応の根に変わって伸びて行けると言われています。 ただ、観葉植物に使用できる植物の中には(水を特に好む種類)ハイドロカルチャー栽培を新規で自作する場合、土に植えられている鉢植えから株を抜き根を洗って完全に土を落としてからハイドロボールに植え付ける様にするので、ハイドロカルチャー栽培出来る種類は根が急激な変化にも充分対応できる丈夫な物から選ばれるのではと思います。 アクアリウムのジャンルに水槽内に根を固定するだけの目的で水槽用の砂を敷き、水草だけ植え込んで生き物は飼わないか入れても小さい種類を水草景観の邪魔に成らない程度の数入れるというのがあります。このジャンル用に売られている種類を選べば空気に触れる形での水栽培も容易な物はあります。ただし水中で育つ姿と、水面から出て空気に触れて育つ姿はかなり違って来るそうです。 あと、生えている環境によっては水栽培の難しい物もあります。乾燥気味を好むものや痩せた土を好む種類。これらは元々土内の水分が多いのは嫌い、土内に多くの空気が入ることを好む物もあるので、水栽培にするのは難しいです。抜いてきて根を洗って水に根を漬けても最初は元気そうに見えてもあまり長い間は持ちませんし、多肉の様な株の一部に貯水機能を持つ物だと葉に溜まる水が多すぎて限界を迎えればその先は徐々に弱っていくか、水が溜まりすぎて締まって育ちにくくなり徒長して形が乱れその種類特有の姿を失います。 水栽培できるかどうかは生えている環境でまずは判断し、あとは試してみての確認と言う感じでしょうか。 水辺近くに生えている植物は割と出来易い物も多い様です。土に生えていても土や周りの空気中の湿度が高めなので。 例えばクレソンは元々外国野菜でしたが明治期に最初は外国人の食事用として日本に持ち込まれ、料理人が使い残りを排水の流れに流してしまったのが川に流れ込んで、それが爆発的に殖えてしまったと言われており、私の生まれたところは北海道のかなり田舎なのですがキリスト教の布教で神父や宣教師夫妻が来日し近くの都会に定住して巡回してきたり(私が通ったカトリックの幼稚園では外国人神父様が平成はじめまで派遣されてきていました)、薄荷の蒸留油の買い付けでイギリスから仲買人が頻繁に買い付けに来ていた関係からクレソンもかなり前から入ってきていたらしく(キリスト教に関連する花や洋食に使うハーブのいくつかもかなり昔から広まっています)地元の川の支流で沢山クレソンが水の流れの中殖えており山菜扱いで採ってきて食べます。クレソンは既に育っているなら発根が容易で僅かな土に生えても、根が土に届かなくても日光に充分当たっていれば他の水草に絡まりながら水中の僅かな養分や空気中の窒素で充分がっしりと育ちます。 あと、個人的には昔栽培されていた薄荷が川の流れの中の水草に絡みついてかなりの大株で実質水だけで茂っているのを見つけたことも。 おそらく大雨の時に岸が崩れたか冠水した水が引く時にでも川近くに生えていた薄荷が土から抜けて上流から流され、水草に引っかかった物なのでしょう。たまたまその薄荷の品種からなのでしょうが水から揚げる時に強く良い香りがしました。ミント類には水栽培に強い物が多く、我が家庭で栽培している薄荷が春に伸びてきた時に根元から切って間引き葉だけをちぎり、茎はプリンが入っていたガラス容器に生けて室内窓辺で水だけ与えていますが脇芽がどんどん伸びてきて葉が茂り2か月近く経っても全く弱る事はありません。室内で栽培する分日照量が足りなく徒長気味ではありますが外で育てた物の様な青臭さが消え葉を生で食べると食べやすく香りの方も青臭さが抜けた分品種由来の香りがはっきりと引き立って芽先を摘んで冷たい飲み物やデザートの飾りに使うには最適な状態に育っています。 水栽培は、可能な種類であっても置き場所が適しないと正常に育たない物も多いので、その点は注意すべきと思います。 一戸建ての軒下などの屋外で大きな容器で行うなら(クレソンの栽培など)南側の良く日が当たる場所など充分な日照が得られ空気中の窒素も沢山得られるなら水のみの栽培でも水の取り替えさえ頻繁に行っていればがっしりと育ちますが(水に新鮮な空気が混ざりこむ様に水を循環させ流れを作る工夫があればなお良い)、日当たりが十分ではない方角の置き場所や物理的に多くの日照量が得られない物は弱く水栽培ではあまり長く生きられないか弱く育ってしまう事があります。特に雑草と呼ばれるものには強い日光を浴びるのを好む物が多いので室内での水栽培では一応育てられても徒長する物があるだろうと思います。 あと、植物によっては好むpHが違うとうまく育たない事もあります。特にこの性質が強めの種類の場合は、うまく育てたいなら水のpHの調節が必要になってくるでしょうが、でもこの調節と保つのは素人には難しいかと・・・。 水栽培する時には一般的な肥料は使えないのでご注意下さい。たとえ液肥であっても普通は「土での栽培用」に想定されている為に、成分が土内の微生物やミネラルなどの助けが無いと吸収しにくく効き目が悪くて水に加えて使っても意味は思うほどはありません。 水栽培する時に使う肥料は農家の水耕栽培専用に作られている吸収が良い物を使えれば良いのでしょうが入手が難しいと思うのでハイドロカルチャー栽培用の液肥を使うくらいかと。それでも本来水分が表面に常時留まれる様に作られたハイドロボールが有ってこそ効き目も良くなるのだろうとは思いますが水や湿度が多めの環境に適応した根が吸収できる様に作られた製品なので、どうにか水だけの栽培にも使えると思います。
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- nagata2017
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そうですね 水栽培という場合は 肥料も与えていますから。
補足
いろいろやってみたいと思います。
- nagata2017
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サボテンのような特異な植物以外は みんな水栽培できると思います。 (サボテンも 水と肥料を与えれば よく育つみたいですけど)
お礼
そうですか。水につけて置いてすべての草が増えますか。わたしの経験では増えないと思うのですが、肥料を全く与えなかったからでしょうか。
お礼
豊富なご経験に基づいたきめ細かなご教示で、かえって何も知らなかった私にとってはかえって難しくなったようにも思いますが、できることからやってみたいと思います。