その薬の適量範囲なら問題ないでしょう。
カルシウムって、非常に摂取しにくい栄養素なんですよ。
それも歳をとれば取るほど。
子供のころは、骨も成長してますから、カルシウムも必要で、どんどん消化吸収しますけど、ある程度大人になったら、骨は成長しないので、あまりいらなくなるからですね。
そういうわけで、カルシウムを取っていても、消化吸収されないでそのまま流れていくのが大部分です。
お年寄りに骨粗鬆症(骨の中がすかすかのになる)が多いのはそのためです。
ですから、なかなか取りすぎるまで飲むというのは大変なことなので、安心してください。
それに、今は壊れた骨の修復にカルシウムが回されていますから、仮に取りすぎでも、石を作っている場合じゃないですね。
カルシウムの消化吸収を助けるのが、ビタミンD、Eです。
たいてい、カルシウム剤には配合されています。
カルシウムを強化した牛乳がありますよね。
あれにもきちんと配合されています。
成分表を確認してみてください。
ビタミンEは、このままではなんの効果もありませんが、体内に吸収されたあと、日光に当たるとビタミンDに変質します。
その後、カルシウムの消化吸収を助けます。
ビタミン群の便利なところは、必要があるまで肝臓にある程度貯蔵されるんです。
普段から、いろいろなビタミンをとって、備えておきましょう。
それと、体がストレスと感じると、骨のカルシウムを血中に溶かして、ストレスを緩和させようとします。
わたしも、フルマラソンに出たあと、虫歯でもないのに歯が痛かったことがあります。
体を酷使する、フルマラソンなど、大会によってはゴールでカルシウム入りのウエハースを配ったりしてます。
プロの選手なども、ゴールしてすぐにカルシウムをとります。
カルシウムは精神安定剤の役割も果たしています。
肉体的、精神的ストレスを感じたときには、カルシウムを補給しておきましょう。
実は、精神安定剤として使われている薬はカルシウムが主成分です。
骨折すると不便ですが、きちんと治しておきましょうね。
おだいじに。
お礼
eddy様 今日は。実は、週刊誌で牛乳やヨーグルトをせっせと取っていたら、体に石が出来たという記事を読み、私は大丈夫だろうかとちょっと不安になっていました。この方は他の栄養素が足りなかったのですね。 50歳も過ぎた私は取りすぎるほど摂取するというのはなかなかできないことなんですね。私も「毎日骨太」などという牛乳を買っていましたが、ビタミンも強化されているのは気がつきませんでした。 肉体的には全然運動をしていませんが、精神的ストレスでカルシウムが必要とされること、これは私にも関係ありそうです。毎日、くよくよせずに明るく過ごすことも大切ですね。 どうもありがとうございました。