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サンスベリア用の粒状肥料と液体肥料、どちらがよいですか?
- サンスベリアには粒状肥料と液体肥料のどちらがよいのか、よくわかりません。特に、サンスベリアは頻繁に水やりをしない植物なので、水に溶ける機会が少ないと思います。春に年一回だけ粒状肥料を与えればよいと言われていますが、微量で足りるのでしょうか。
- 液体肥料は即効性があり、サンスベリアによく効くと思いますが、粒状肥料と比べてどちらがよいのでしょうか。
- サンスベリアにはどちらの肥料が適しているのか、詳しい情報を教えていただければ幸いです。
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液体肥料は確かに即効性ですが、効き目が早いのですが効能期間が 短い事でも知られています。ただ効能期間が短いため何度も与える 事になり、場合によっては根を傷めてしまう事もあります。 サンセべリア(サンスベリアとかトラの尾と言う言い方もある)は 液体肥料は不向きです。 肥料は春に1回だけと言うのは何処からの情報ですか。基本として は4~9月が生長期ですから、この間に1ヶ月に1回で置き肥をし ます。4月に1回だけでも構いませんが、その時は緩効性化成肥料 (マグァンプK等)の中粒を与えるようにすれば何回も施さなくて 楽になります。緩効性化成肥料は水遣りをする時だけ溶け出して、 その溶けだし量も一気に溶けずに少しづつ溶けて行きます。緩効性 とは緩やかに溶けだして緩やかに効くと言う意味です。 緩効性化成肥料のメリットですが、化成肥料は根に触れると根枯れ を起こしますが、緩効性化成肥料の場合は直に根に触れても根枯れ を起こす事はありません。ですから植替えの際に元肥として用土に 混ぜても根が枯れる事はありません。ただ緩効性以外の化成肥料は 根に触れると根枯れを起こすので注意して下さい。 何かサンセべリアに付いて勘違いが多いようですね。水遣りは頻繁 にしないと思うと言うのも間違いで、先程も書いたように4~9月 の生長期は水も良く欲しがりますので、特に夏場だけは土が乾いた ら十分に与えて下さい。10月頃から徐々に水遣り回数を減らしな がら、冬場は完全断水をします。もし冬場に水遣りをすると根腐れ を起こして腐敗して枯れます。冬場に生長を続けさせる事も出来ま すが、この場合は室温を24時間15℃以上に維持させる必要があ り、15℃以下になると腐敗して枯れてしまいます。 冬場は鉢から抜いて土を完全に落とし、根を出した状態で新聞紙に 包んで部屋に春まで保管します。春に植付け時には葉が萎れていま すが、次第に回復して元通りの姿になります。鉢に植えたまま断水 をすると、葉が次第に萎れて来ます。すると可哀そうと思って水を 与えてしまう人が居ます。サンセべリアが冬場に枯れるのは冬場に 水を与えたからです。これを防ぐためにも鉢から抜いて保存するよ うにしましょう。 緩効性化成肥料(マグァンプK)は観葉植物だけでなくサボテンや 多肉植物や草花にも使用出来ます。 サンセべリア専用でなくても、マグァンプKなら安心して使えます。 液肥は使用するのは止めましょう。
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- bannzaiusagi
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市販の大粒で土の上に置く、表面がコーティングされている形状の物でしょうか(これは液肥と同じ追肥目的)、それとももっと小粒で土に混ぜて使うタイプ(堆肥や元肥の役割)でしょうか。 もし土に混ぜて使うタイプであれば市販の多肉植物専用土やサンセベリア専用土を使っていれば肥料は既にその土に混ぜられている事が多いので、もし液肥も使っているなら栽培者は知らない間に実質「粒状肥料と液体肥料を併用して使っている」わけで、もう使っているのでわざわざサンスベリア用の粒状肥料まで買ってくる必要はありません。もし使ってしまえば肥料成分が重複してしまい過多になり成分が多すぎる事による不調や、効きすぎて全体に締まりがなくなり本来の姿からかけ離れてしまう可能性(見た目が悪くなる)も出てきてしまいます・・・。 土に混ぜるタイプの粒状肥料の方は、元々肥料が混ぜられていない土であれば規定通り使えますが、もし混ぜてあるかが不明ならわざわざ専用の物を買ってきて使わなくても、様子を見て後々必要になれば液肥を与える頻度を少し殖やしたり、土に置く大粒のコーティングされた肥料でも似たような形態の鉢花用の肥料で同じ比率の物もあるので、それを他の植物に使う時よりも少ない量(粒数)で与えれば代用でき費用も抑えられます。 土に混ぜて使う粒状肥料なら、土を自分の栽培しやすい配合にブレンドしたい時に混ぜる目的の肥料です。普通の花や野菜の栽培で言えば粒状肥料は土にあらかじめ混ぜておく堆肥や元肥の役割をするもので、緩効性で成分が少な目にゆっくりと効く物の方が多肉植物にとってはかえって都合が良いです。自分で土をブレンドしないのであれば別に必要ありません。 というのも多肉植物は元々砂漠や荒れ地に生えていた物で、その場所の土(と言うよりも砂や細かい礫)にはほとんど養分が含まれていません。根は深いところにある水やミネラルなど求めて深く潜っていけますし植物が育つための窒素は空気中から補えますから養分の乏しい土でも充分生きていけます。 自生地に生える物は成長期であっても栽培品の様な立派な姿にはなりません。人の好みの都合上、自生時の姿よりもより見栄え良く育てている為に多すぎない程度の養分を与えます。 「見栄え良く育てる」ためにはもう少しの肥料分の追加が必要となります。でも普通の植物の様に与えてしまえば多肉植物には多すぎて、人間が食べ過ぎると消化不良を起こす様に多肉植物にとっても良くはありません。 なので、見栄え上休眠中であってもある程度は姿が維持できる様にと植え込む土にベースの養分として粒状肥料が使われるわけで、購入してすぐ植え込む事が出来る専用土には大抵緩効性の物が適量混ぜ込まれています。無肥料の土に植えて液肥だけを与えて育てるよりも順調に見た目を保ちやすく不調を起こしにくくなります。 多肉植物でも成長時期には育ってくるにつれ養分の消耗がだんだん激しくなって、見栄えを優先させれば確かに緩効性の養分だけでは足りなくなります。そこで補う為にと水の補給と共に液肥を与えるのです。どの多肉植物も自生している物は水分が少ない分見劣りします。人が育てている物は結構栄養も水分も多く与えられている状態です。 液肥は普通の植物栽培で言えば追肥目的で使う物で、種類によっては年中与える事も有りますが、普通は成長期にだけ補う目的で10日に一度くらいの頻度で与えれば十分です。 もし大粒のコーティングされた製品を使いたいのであれば、使う目的は液肥と同じですから、液肥の方はもう必要ありません。 サンスベリア専用土に植えているのなら混ぜられている粒状肥料の量も適切でしょうが、多肉植物専用土や他の土を使っている場合(他にセラミスグラニューなど粒状のもの単体)混ぜられている粒状肥料の量がサンスベリアの種類によっては足りない可能性がありますが自分で追加しようと土に混ぜての調節は難しいので、液肥で補うか表面がコーティングされていたり硬く固められていて土に混ぜず「土の上に置いたり浅く押し込んで使える形態の肥料」を使うと調節しやすいです。硬くて本当に養分が染み出すのか疑問に思うでしょうが、水が触れれば適度な量が染み出しやすい構造に作られているので問題ありません。 多肉植物であっても土中の空気の交換も目的なので、水やりの基本は鉢底から水が流れ出てくるほどたっぷりと与える(鉢底皿や鉢カバー内に溜まった水は速やかに全て捨てる)ですからもし使用するなら粒の上から水を掛ければ大丈夫。 休眠時期は水を一切与えない種類であっても半年は水を与える時期なのですから10日に一度の水やりとして十数回は水やりします。その際与える水の量で充分粒状肥料やコーティング肥料から必要な量の養分は染み出ます。ただやはり使用個数は置きすぎない様に、鉢のサイズと植わっている株数で判断してください。 結局は多肉植物の肥料は粒状と液肥のどちらかが良いか、ではなく土に混ぜて使うタイプなら本来は併用して両方を使うものですし、大粒のコーティングされた物なら液肥と目的は同じなので使うなら液肥は必要なし。 肥料はいろいろな物がありますがそれぞれの使い方(目的)や利点をちゃんと確認し理解してその効き目を生かしてお互いを補いあう様に上手に使えると適切に効いて植物への負担もかかりません。」大粒のコーティングされた肥料はサンスベリアの場合ローレンチー(一般に良く見るトラノオ)などの大型に育つ種類の、年数が経ってかなり大鉢の物なら使う土や鉢数によってはこの製品を使った方が良いかもしれませんが、必ず使わないとならないわけでもなくサンスベリアの生産者などの様に沢山栽培しているなら手間がかなり省けるので使うでしょう。一般の方も楽するのに使いたい人も居るでしょうがリスクも考えられるので(肥料が効きすぎてしまったり、粒の中身が空に成っても外見上は変わらないので取り替え時期を忘れて養分を与えてないのに気がつかないなど)既に、リスクが少なくて済む液肥の方を使い慣れているのであればわざわざ使う必要もないと思います・・・。
お礼
ありがとうございました 大変勉強になりました。
お礼
ありがとうございました 理解できました