スーパーカブのエンスト原因がわかりません。
走行距離101,200kmのスーパーカブ50デラックス [C50DX] (1999年式)に乗っています。
症状としては、スロットル開度70%~100%で走り続けていると
ガス欠のような状態になり、エンストします。
エンスト時の様子を動画撮影したものを添付しましたので、参考にしてください。
その症状は、ある特定の地域内でだけ発生します。
その発生確率は100%で、特定の地域外での未発生確率もまた100%です。
地形的な特徴としては、発生する地域は、平坦と緩い、または急な上り坂。
未発生地域は、とても緩い、または緩い下り坂という特徴があります。
カブの使用目的は配達業務で、市街地を数分以内に発進停止を繰り返すような走り方ですと
地形的な特徴に関係なく、上記の症状は発生しません。
山間部での走行でのみ発生します。
タンクキャップ(フューエルキャップ)の空気弁の不良を疑い
新品(社外品)と中古(純正)にそれぞれ交換してみましたが
結果はどれも同じで、変化なしでした。
山間部での高負荷連続走行で、スパークプラグの熱排出が追いつかずに失火しているのかと思い
熱価を標準の[6]から[7]に変えてみましたが、エンジン冷間時の市街地走行で単純なエンスト(1回で再始動できる)が増えただけで
問題のエンスト(5~20回のキックをしないと再始動できない)の症状は改善されませんでした。
※ただ、使用限界が来ていたプラグを新品に換えた効果で、問題のエンスト発生をギリギリで回避できるようにはなりました。(ただし、1箇所のみだけ)
◆現在のエンスト発生状況(問題の深刻なエンストのみ)
・1回目:走行開始から52分11秒後に発生
・2回目:1回目から12分11秒後に発生
・3回目:2回目から8分33秒後に発生
・以降、走行終了までの35分間は、快調な走行。
この問題のエンストは、初期段階では、フューエルコックの位置を[ON]から[RES]に切り替えることで回避できていました。
(走行開始時から[RES]のままにしておくと、症状が発生しなかった。)
しかし現在では、フューエルコックの位置に関係なく、症状が発生します。
クランクケースのブリーザーチューブの取り回しも若干ですが変化させて見ましたが、症状に変化は見られませんでした。
(水分を含んで白くなったオイルが、少量排出されている)
エンジン内部から、板羽根が跳ねて引っかかっているような音がしているのも、気になりますが、関係があるのでしょうか?
この、走行中のガス欠のようなエンスト原因と改善方法がわかる方がいらっしゃいましたら
ぜひご教授をお願いします。