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SF小説のタイトルを思い出せません

おそらく10~15年前に読んだ、次のような英国SF小説のタイトルをご存知の方、ご教示ください。 ・タイトル(原題だったかもしれない)に「猫」または「キャット」が含まれていたと思います。 ・内容はいくつかのストーリーのカットバックで構成されていますが、生まれつき四肢に障害のある少女が宇宙軍に入って航宙士になる話が後半のコア。 ・航宙士は長期の航行と加速度に耐えられるように、四肢を切断され生命維持コンテナに詰められて、生体制御部として戦闘艦に組み込まれますが、艦に神経接続されているため、宇宙空間を知覚し、艦の速度で機動(戦闘)できる喜びを知ります。 ・版型は文庫ではなく、ソフトカバーかハードカバーでした。出版元も早川書房ではありませんでした。 読んだ当時は、前半の展開が遅くてあまり好印象ではなかった記憶がありますが、最近ナゼか気になり、再読しようと検索してみましたがHitしませんでした。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

内容が全く同じではないので、別の小説の可能性もありますが、アン・マキャフリーの「歌う船」のような気もします。 これだとすると、障害を持って生まれてきた少女が脳細胞は優秀だと分かったので、幼少時はサイボーグに改造されて教育を受け、一定年齢に達すると脳だけ取り出され、「宇宙軍」ではなく「宇宙輸送船」のからだを与えられて船の制御装置になり(頭脳船と呼ばれている)、自らのからだの製造費、改造費の代金を返済するために「ブローン」と呼ばれる生身の人間の乗組員を雇って宇宙間の輸送に当たります。返済するのには数百年を要するため生身の人間と比べると非常に長命で、返済し終わった時点で仕事から解放されますが、ほとんどの場合は自殺を選ぶというストーリーになっていました。但し、返済し終わった時点は描かれていません。ハヤカワSF文庫ではなく創元推理文庫から出版されていました。

red_stud
質問者

お礼

ありがとうございます。残念ながらアン・マキャフリーではありません。少女が航宙艦と一体化するコンセプトと、それにより知覚が宇宙規模に拡大する喜びを得るくだりはまさに「歌う船」なんですが、私が読んだ10~15年前に初邦訳されたものなので、比較的新しい話です。

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