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ど忘れしたSF小説のタイトル

それもうろ覚えなのですが 日本のSFです。 最後のところで、戦いの果てに記憶を失った女性が男性に連れられてゆくシーンがあったともいます。 超能力かなんかを使うと記憶がなくなるんだったかなんだか。 ちいさいクリーチャーが沢山いたような。 上下巻? わりと古典です。 何卒よろしくお願い致します。

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  • ベストアンサー
  • mitomein
  • ベストアンサー率47% (33/70)
回答No.1

こちらの記憶もうろ覚えなんですが 梶尾真治の「サラマンダー殲滅」(上下巻)ではないでしょうか? (参考URLのレビューからあらすじ) 『サラマンダー殲滅』は90年に朝日ソノラマ社から出版される。そして91年に第12回日本SF大賞を受賞。のち94年にソノラマ文庫で再び出版。今日ではソノラマ文庫Nextでも読むことができる。 ストーリーは「復讐物語」…。平凡な市民であった神鷹静香は、汎銀河聖解放戦線(汎銀戦)の爆弾テロによって夫と娘を殺される。その時のショックで心神喪失に陥ってしまった静香を見るに見かねた静香の父、秋山は静香の精神に強引に割って入る手術をすることを決意する。静香に生きる目的を与え、静香自身の力で心神喪失から脱出させようと考えてのことだった。しかし、静香に与えた生きる目的とは「汎銀戦への復讐」であった…。 平凡な一人の主婦である静香に、汎銀戦への具体的な復讐などできるはずがないと踏んでいた秋山は、すぐにその選択が失敗であったことに気が付く。その場にたまたま居合わせた秋山の教え子である夏目に協力を取り付け、静香は病院を脱走し、復讐の旅路についたのだ。秋山が自分に植え付けた復讐という暗示にはある「安全装置」――汎銀戦のテロリストを前にすると動けなくなってしまう――が含まれていることを知らないままに。 夏目は静香を戦闘のプロ、ドゥルガーのもとへ連れて行き訓練させる。静香は過酷な訓練を経て、「戦士」へと成長していく。肉体的な問題は静香は殆ど克服したといってよい状態にまでなったが、まだ一つ解決しなければならない問題が残っていた。「安全装置」である。以前汎銀戦の若者と遭遇したときに、突如として体が動かなくなったことがあり、静香は自分に安全装置がかけられていることを知った。それを何とかして解除しなければ、いくら戦闘テクニックを得たところでどうしようもない。それを聞いたドゥルガーは静香に「P・アルツ剤」を与える。 P・アルツ剤は強力な忘却効果をもつ薬物で、静香にかせられた安全装置もはずすことができる。同時に静香自身の記憶も加速度的に失っていくものでもあった。 それを知っていても静香はP・アルツ剤を飲むのだった。 静香の持っていた思い出を犠牲にし、ただ復讐の感情のみに突き動かされ汎銀戦への戦いへ望む。自分が何故汎銀戦を憎んでいるのかすらも、やがて思い出すことができなくなっていく。娘と夫の思い出も消えてしまうのだ。それでも汎銀戦の本拠地「サラマンダー」を殲滅しに向かう…。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257010363/250-2806198-1962655,http://ebby.hp.infoseek.co.jp/kazio.htm
maddroid
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 まさしくそれです! ありがとうございました。

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