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君の名はと天気の子について

新海誠監督の「君の名は」と「天気の子」について。 どちらも大好きです。 よく比較される2作品ですが、私の意見を書きます。 私の考えですが、「君の名は」は、ストーリーにキャラクターを加えた感じで、"ストーリー重視" ストーリー、脚本の面白さ、演出で勝負し、それに合わせてキャラ設定した感じ。 君の名はってどこか物悲しい切ない雰囲気が映画全体に漂ってますよね。 瀧くんと三葉も、それに合わせてか、どこか物悲しい切ない雰囲気があると思います。 「ストーリーにキャラクターを寄せた感じ」 キャラの掘り下げも主人公二人以外は特にありませんし、映画の進行に必要なキャラのみ、といった感じ。 無駄なくシンプルに、純粋にストーリーで魅せたと思います。 対して天気の子は真逆で、キャラクターにストーリーを加えた感じだと思いました。 雰囲気も君の名はとは対照的で、天気の子は、全体的にワクワクするような爽やかな青春の雰囲気の映画ですよね。 その象徴的なキャラの帆高と陽菜のキャラクターに合わせてストーリーを作った、という感想でした。 「キャラクターにストーリーを寄せた感じ」 "キャラクター重視" ここも君の名はとは対照的で、ストーリーの大筋以外にもキャラの絡みやサイドストーリーが多かったですよね。 主人公二人以外にも須賀さんや夏海、凪、刑事二人、ピックアップされるキャラも多かったです。 君の名ははシンプル、天気の子はたくさん詰め込んだ、そんな感じです。 同じ意見はありますか? 皆さんはどう思いますか?

みんなの回答

  • matsu_kiyo
  • ベストアンサー率42% (683/1590)
回答No.1

基本映画の見方は人それぞれですし、間違っているとか、同意するとかいろいろと論議があることは間違いありません。 どっちが優れているか、とかではなく要は質問になっていない文章にどう対峙しようかと考えたのですが、「これは個人の意見を述べるべきか」となってこうして質問に向き合っています。 >君の名ははシンプル、天気の子はたくさん詰め込んだ、そんな感じです。 3年ずれているミステリアス度のある「君の名は。」がシンプルで、時系列そのままに近い「天気の子」が詰め込んだ風に感じられていることこれだけで当方とは意見が相違します。 ストーリー的に練られているのは(矛盾している部分を差っ引いても)間違いなく「君の名は。」であり、「天気の子」にそこまでの込み入った流れは感じません。詰め込んだように見せていて、ボーイ・ミーツ・ガールのフォーマット以上にはないと思えます。脇筋を見せたり、あちこちに話が飛ぶことが「詰め込んだ」ように見受けられたのでしょう。 そして2作品の評価基準であるストーリーとキャラクターの存在ですが、僕自身はこの「キャラクター」の部分を『楽曲』に読み替えるとものすごくしっくりくるのです。 RADWIMPSの存在。この2作品で全く違う立ち位置にいることは明確です。「君の名は。」では、楽曲の提案は、製作後しばらくたってから。ところが「天気の子」では、企画の初期段階から彼らは関わっています。そして名曲「愛にできることはまだあるかい」と「大丈夫」の2曲のラフを監督に提示します。これが原動力になってラストシーンであるとか、あの代々木会館での立ち回りなども描かれています。 「君の名は。」が「ストーリーに音楽を寄せた感じ」で、「天気の子」が「音楽にストーリーを寄せた感じ」。これがはっきりしていると感じていらっしゃるはずです。だからなのかもしれませんが、音楽が添え物になり盛り上げた「君の名は。」と音楽をメインにしようとした「天気の子」でヒットの仕方が違うこともうなづけると思います。 そろそろ締めに入りますが、映画の考察や解析はいくらやっても楽しいもの。ご自身の意見があっている・間違っている別で、質問サイトにとどまらず、ご自身で発信してみるって言うのはいかがでしょう?ツイッターをはじめ、ブログなど、その発表機会は無尽蔵。お気に入りのブロガーや解析厨に出会えるかもしれません。長文失礼しました。

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