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戦闘機のアフターバーナー

戦闘機のアフターバーナー エンジンの排出口より火を吹いて一気に加速するアフターバーナーがあると思いますが、これはスロットルを一定以上開けると自動的にアフターバーナーの領域になるのでしょうか? または、別のスイッチのようなものが存在するのでしょうか? また、アフターバーナーは大量に燃料を消費しますが、例えばアフターバーナーを焚かないギリがマッハ0.7だとして、そのスピードで飛行するのと、アフターバーナー全開での飛行では、燃費にどのような違いがでるのでしょうか? 同じ距離を飛行してもアフターバーナーを使用すると倍位の燃料を消費するとか?

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  • kazuof23
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回答No.2

ジェット戦闘機の場合、スロットルレバーを最大出力(ミリタリー)にセットした後、更に押し込むとアフターバーナー(A/B)が作動します。 エンジンにもよりますが、A/B を使うことで推力が1.2~2倍近く増大します。 F-15を例に取ると搭載されている F100-IHI-220Eエンジンは、1Nの推力を 1秒間発生させるのに 0.0000207kg(20.7mg)の燃料を消費、ミリタリー推力(A/B を用いない最大の推力)は 65.3kNなので、1基あたり 1.35kg/s の燃料を消費、双発の F-15では 2.7kg/sの燃料を消費します。 A/B を使用した場合は、1Nあたり 1秒間に0.0000595kg(59.5mg)の燃料を消費、A/B 推力は 104.3kNなので 、2基で 12.41kg/s の燃料を消費します。 この値は地上での計算値なので、高空では減少しますが、それでもミリタリーに比べ 1Nあたりの燃料消費量は約3倍となり、A/B 全開では約5倍のケロシンを燃やすため飛行時間は大幅に縮まります。

noname#246641
質問者

お礼

凄く分かりやすいご説明有難う御座います。とても勉強になりました。

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回答No.1

  wikiによると https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC 巡航速度で飛行すれば数時間は飛行可能だが アフターバーナーを全開にし続けると15 - 20分で燃料を使い切ってしまう

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