なりますね。
私は会社で人事総務をやっていますが、大体人間関係で揉めたり問題起こしたり、悩んだりする社員は、どこの部署へ行っても必ず同様の事が起こります。
しかも違う理由の人間関係で。
理由として、そういった悩みを抱える社員というのはそもそも人間関係を自分中心に考えており、その範囲が狭い人が多いのです。
さらに他者を気にしすぎる、相手から自分がどう見られてるかを過剰に気にしてしまうなど。
おそらく自分では思ってないと思いますが、そういった人はいわゆる「ナルシスト」なのです。
「ナルシスト」というのは自己優位性が強いだけでなく、自己否定意識が過剰な人も当てはまります。
「自己」というものを強く意識する人は総じて「ナルシスト」なのです。
改善する方法ですが、とにかく「自分は自分、他人は他人」という意識を持つことです。
コミュニケーションしないということではなく、理解できない事を否定しないことです。
「なんでこんな事するのか分からない」ではなく「こういう事する人もいるのかぁ」や「こういう方法もあるのか」など、出来る限りポジティブに捉え、自分と比べないことです。
自分と比べて否定したり優位性を感じていると、それが価値基準になってしまい、結局は他者と自分を混同してしまうことになります。
これは仕事をする上でも、自分のやり方を確立させるという意味では役立ちます。
自己意識が強いわりに自信がなく、他者に流されやすい人は駒(社畜)になりやすいですが、他者を自分とは別のところにおいて良い部分だけ取り入れられる人は上に行きます。
考え方一つで変わるものですから、「自分にはできない」とは思わずに、無理やりにでもとりあえずやってみると良いですよ。
意識してでもやってると、いつの間にか普通にできるようになります。
意外と簡単です。私が昔そういうタイプでしたから。