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ベートーベン 第九第四楽章
ベートーベン第九、第四楽章の歌詞の中に、 「何とかが出来ないものは、この場から泣きながら失せろ」 といったような歌詞があったかと思います。学生の頃歌詞を見ながら、「ああ自分はここにいちゃいけない人間なんだな」と思った記憶があります。 あれは結局、どういった人のことを指しているのでしょうか。
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「歓喜の歌」は、自由・平等・博愛の精神で歌われています。日本語訳は人によって多少違っていますが、ベートーヴェン「第九(歓喜の歌/合唱)」の歌詞と日本語訳のページから、訳を書き出すと以下のようになります。 質問は歌詞の中にある「そして そうできない人は 出ていけ 泣きながら この結びつきから」の所だと思います。何ができないのかと言えば、「喜びの声を一つに混ぜ合わせよう」と言っているのですが、それができない人を指しているのです。結婚している人も、していない人も、友達がいる人もいない人も、この歓喜の歌に心を同調させることができるならこの場にいて、一緒に歌おうと言っているわけです。ドイツ語なので歌詞を知らなくて歌えなくても、聞く気があればここにいていいのです。しかし、それができない人・・・つまり、歌に同調することもなく、聞く耳も持たない人は、ここから立ち去るしかないので、「そうできない人は 出ていけ 泣きながら この結びつきから」と言っているのです。 ああ 友よ、この音楽ではない そうではなくて 心地よく 喜びに満ちた歌を始めよう 喜びよ、美しい霊感よ 死後の楽園の娘よ 私たちは 情熱に陶酔し 足を踏み入れる 天の あなたの聖域へ あなたの魔法が再び結びつける 時の流れが厳しく分裂させたものを すべての人々は兄弟となる あなたの柔らかい翼がとどまる場所で 一人の友の中の友となる 偉大な成功をおさめた人よ 美しい妻を伴侶にした人よ 喜びの声を一つに混ぜ合わせよう そうだ、地球でたった一人の人間も(喜びの声を一つに混ぜ合わせよう) そして そうできない人は 出ていけ 泣きながら この結びつきから すべての存在は 自然の乳房から 喜びを飲む すべての善人とすべての悪人は あなた(創造主)のバラの足跡についていく あなたは私たちにキスとブドウの木と 死の試練を与えられた一人の友を渡した 快楽は虫(のような人間)にも与えられ ケルビムが神の前に立つ 喜びをもとう、太陽が 華やかな空を 飛ぶように 走れ、兄弟よ、あなたたちの道を 喜びを持って、英雄のように 勝利に向かって 抱き合おう、何百万もの人々よ! このキスを全世界に! 兄弟よ、星空の上には 愛する父(神)が住んでいるにちがいない あなたたちは ひざまずいたのか、何百万もの人々よ あなたは 神を感じるか、世界よ 星空の上に神を求めよ! 星々の上に、神は住んでいるにちがいない
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんですね、伴侶を得られなくても、友人ができなくても、排除されることはないのですね。