CMYKの合計(濃度?)を下げる方法がわからずデータ入稿ができません
制作環境
MacOS10.4・PhotoshopCS2/IllustratorCS2
現在Photoshopにて作成したデータをIllustratorで配置し、
パンフレットを作成しています。
印刷会社へ印刷、製本を依頼する予定です。
今までもポストカードやチラシ、冊子、名刺を印刷業者にお願いし、
問題なく印刷してもらっていたのですが、先日入稿したデータに対して
「CMYKが高濃度すぎて印刷に支障をきたす恐れがあるので、CMYK合計を
280%以下に落として再入稿してほしい」と業者から言われました。
入稿したPhotoshopデータを確認したところ、確かに黒ベタの部分に
他のレイヤーが乗算で重なったりして濃度が合計360%を超えているところが
ほとんとでした。その時は黒ベタ部分(グラデーションなどがない)だけが
問題だったので、黒ベタ部分を選択し、C:50%,M40%,Y:30%,K100%の
リッチブラックにて塗りつぶして解決したのですが、今回作成している
データも全体的にブラックな感じなので、濃度が心配になってきました。
いざ作成した画像でCMYKが高濃度になってしまった箇所がある場合、
どのようにデータを修正したらいいのかがわからず困っております。
今回はただの黒ベタではなく黒をベースに様々な色が使われているので、
前回と同じような解決方法もできず・・・。
ネットやここのサイトで調べてみて、下記のような方法が書いてあったので試してみました。
(1)CMYKモードからRGBモードにし、またCMYKモードに戻せばよい
→やってみても、高濃度の場所の値は変わりませんでした。
(2)プロファイル変換の「カスタムCMYK」で合計を任意の値に設定すればよい
→カスタムCMYK、GCRの総インクの量を仮に「280%以下」にして変換したところ
その画像で280%を超える濃度の部分はなくなりました。これでいいのかと思った
のですが、配置したIllustratorでファイルを開くたびいちいち「プロファイルが
異なります」のような警告が出ます。これは入稿したあとも出てしまい、
業者は困るのではないかと思いました。(そのような書き込みもwebで見かけました)
(3)データを作成するときから、濃度を気にして作ればよい
→どうしてもイメージ通りのものを作ると濃度が高い部分が出来てしまいます。
それと、塗りつぶしの方法や上記(2)の方法で高濃度部分をなくしても、
配置したIllustrator上でのスポイトでは高濃度として情報に出てしまうのですが、
これは問題ないのでしょうか?
今まで高濃度(黒ベースのような)データ作成を避けてきたために今回壁に
ぶつかってしまいました・・・。今後も印刷物のデータ作成をする機会が多くなるので
なんとかして見た目をあまり変えず高濃度部分をなくす方法を身に付けたいと思っています。
いい方法をご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。