違います。
強化するのではなく割れたときに破片が飛散しないようにするために貼っているのです。
例えば、太平洋戦争で日本本土空襲が開始されてからは灯火管制が発せられました。それとは別に窓ガラスにはテープをバツ印や米印に貼り付けて割れたときの破片で怪我をしにくいようにしていたのです。
もう一つは、自動車レースでヘッドライトに同様の処置をしていました。
これは市販車を改造して行うレースで、ヘッドライトの材質がガラスだった当時の話です。今の自動車はガラスではなくポリカーボネートという樹脂なので割れても破片が細かくなりにくくなっているためにヘッドライトにビニールテープやガムテープを貼り付ける車両は見なくなりました。
ガラスの強度を増す方法というのは基本的にありませんが、割れてもひびが入るだけで破片が飛散しないようにする方法ならあります。
自動車の窓ガラスにも施されているのですが、透明で柔らかいけど強度があるシートを隙間なく貼り付ける方法です。ホームセンターでも取り扱っているのではないでしょうか。
その手のシートの中には紫外線をカットするとか断熱効果があると謳っている商品もあるかと思います。また、半透明のグレーに色を付けて夏場の強い日差しを和らげるシートもあります。
そういうシートを貼っておけば、夜中に窓ガラス煮物がぶつかって割れるような状況だったとしても室内にガラスの破片が散らばり素足では変を踏んで怪我をするリスクが減るはずです。
そして、モノによってはガラスの中に針金が格子状の網が入っているものがありそういうガラスは物が勢いよくぶつかってきてもガラスを突き破って室内に入ってくることがまずありません。
この網ガラスは雪国では比較的当たり前のように使用されています。屋根に積もった雪が落ちてくるとその時の風圧で窓ガラスが割れることがあるためです。3メートルほど積もった雪が数メートル四方の範囲で塊として落ちてくるときの衝撃はすごいですよ。雪が落ちる場所に自動車があったとしたらペシャンコです。
網ガラスがなかったときは雪囲いと言って窓の外側に板を貼り付けていたんですけどね。雨樋と同じ考え方ですが、明かり取りのために隙間を開けていたを並べています。今でもやっている家は多いですよ。春になれば取り外します。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。