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ギターピックアップのアルニコについて
- ギターピックアップのアルニコVやアルニコ2、アルニコ3の違いを調査しました。
- アルニコ磁石の種類やターン数の変化は音にどのような影響を与えるのかを検証しました。
- ピックアップの磁石やターン数を変えることで音のパワーやハイの出方が変わることを確かめました。
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はじめまして♪ エレキギターに対して、特に詳しい。という事ではないのですが。。。。 基本的に音楽が好き、オーディオが好き、スピーカー工作も好き。という者です。 さて、「アルニコ」は、古い時代にはスピーカーにも多用されていました、ある時期に製造原材料の異常高騰があってから、スピーカー用の大きなアルニコ磁石は採算が取れなくなってしまい、大半がフェライト磁石に変わっていきました。 アルニコは、アルミニウム、ニッケル、コバルトの合金で、これらの原材料をモジった命名です。 ギターなどに用いられるタイプ番号は、合金の配合バランスの違いによる分け方で、大まかには「数字が大きくなるほど、磁力が強くなり、出力も大きくなっていく」という傾向があります。 一部だけ、「II」よりも「III」のほうが、若干出力が小さい。という例外ポイントがあります。 磁力による出力の違いもありますが、合金の配合配分が違うと、マグネットの固さ、それに伴う固有振動なども変わってきますので、相応に音色感も違ってきます。 かるくネット検索しても、「II」は比較的甘くてウォームなサウンド、「III」は「II」よりも宙域が豊か、「IV」はフラット感が強いがアタック感が弱め。「V」はややドンシャリ傾向、「VI」は高出力だが、背tらみっくタイプトは違うアルニコ特有のサウンドも持つ。といいう。おおまかな傾向 があるようです。 スピーカーの場合は、ぷっくアップに比べると非常に大きなマグネットを用いるので、あっさりと変わっていったのですが、やはり変った時には、「音が変った」と話題になり、しばらくの間は旧モデルのアルニコ採用中古品の方が高値で。。。という事も在りました。 まぁ、その後は「フェライトマグネット」を前提にした開発(サウンドチューニング)が積み重ねられて。「アルニコだから音が良い」なんて話題はほとんど聞かれなくなりましたけれどね。 ピックアップの基本構造から、アルニコマグネットの良さを引き出しやすい(逆に、フェライトマグネットでは扱いにくい)という事もあります。 コイルは、単に巻き数を増やせば、インピーダンスが高くなります、しかし銅線を少し太い物を用いると単位あたりの抵抗値が低くなるので、より巻き数を多くして同じインピーダンスにも調整できるでしょう。 スピーカーの場合はコイルが可動部となりますが、根本的な原理部分では同じですからね♪