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飛行機のプラモデルのスケールについて。
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子供の頃はもっぱら1/72でしたよ。大スケールのほうがむしろ細かいパーツが多くないですか?それに、大スケールほど技術の巧拙が如実に表れないですか。あたしゃヘタっぴなので大スケールのモデルを作る気力はありません。 最近はもっぱら塗装済みの1/144ばかりですね。安い、作るのが簡単、塗装済み、小さくて場所もとらない、捨てるのも惜しくないと5拍子揃っていますからね。本当はゼロからチマチマ作りたいですが、塗装が大変ですからね。 あとそうそう、双発戦闘機なんですけどね、戦間期に「万能戦闘機論」というのがあったんですよ。戦間期ってのは軍縮時代でもあったので、多種多様な兵器を生産する余裕はないっていうのがあったのです。 同じ時代にドゥーエって軍人さんの爆撃理論が注目されましてね。これからの世の中は戦略爆撃だぜっていう人たちが現れた。ただ戦略爆撃をするにあたっては護衛の戦闘機がないねって問題があったのです。単発単座の戦闘機では、航続距離が爆撃機についていけない。だから双発複座の戦闘機があれば、単発単座の戦闘機に比べれば運動性には劣るけど高速性に優れるから互角以上の戦いができるはずだっていわれたのです。航続距離も爆撃機についていけるレベルになりますしね。 ただそれは、実際は上手くいかなかったのです。まあ平和な時代の理論が実戦ではちっとも上手くいかないってのはミリタリーあるあるですからね。 Me262も、総統閣下が爆撃機として開発するのにこだわったので登場が遅れたなんてよくいわれますけど、私は総統閣下の言い分も分からないではないと思いますね。だって、ドイツにはスツーカの後継機となる攻撃機がありませんでしたからね。
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- 畑 茂夫(@Flareon)
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またまたどうも、現役のおもちゃ屋です。 数量は圧倒的に72スケールですよ。 ただしです、定年した後の老後の趣味としてその時点からプラモデル作成を本格的に挑戦する人が多いのですが、その場合はパーツ点数の少ないタイプの32スケールとかです。 プラモデルは、完成させるという成功体験が重要で、そのためにはパーツ点数が少なくて精度の高いキットがいいのですが、60歳過ぎて始める人はいきなり無謀なことを考えがちなのと、小学生とかが挑戦する場合もガンプラのパーツ点数から考えるので、大型でも組み立てやすくて難易度も低いキットは品ぞろえとしておさえるようにしています。お客さんに説明が必要です。 こうしたタイプで新製品を発売するのは主に長谷川だけになりました。 スケール物は本格的に中国製キットの取り扱いを考えないと、売り場に新鮮味が出ません。
お礼
ご回答を頂き、ありがとうございました。やはり、現役のおもちゃ屋さんの方の意見には「説得力」がありますね。…中国製ですかあ、う~む。例の「トランペッター」さん、ときどき「変」なミスをなさいますよね、例えば、Su-27の主翼前縁から胴体にかけての接合部分にどう考えてもおかしなモールドが入っていたり…。個人的には、「キネティック」さんだけは大好きなのですが。
お礼
いつもいつも丁寧なご回答を頂き、本当にありがとうございます。わたしには、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなあ、と、感心しながら読ませて頂いております。 かくいうわたしも、最近は、もっぱら「彩色済みキット」にハマっております。ホント、よく出来ていますよね、机の上に並べて、楽しんでいます。 また何か、軍用機に関することで、わたしには解らないことがありましたら、アドバイス頂けましたら嬉しいです。