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何故和太鼓には空気穴が無いのか?
ドラムの胴には空気穴がありますよね、たぶん10mm位の穴がいくつか空いていたと思います。それは叩いた時の空気の逃げ道がないと、 アタック音が詰まってしまうのを防ぐ目的で空気穴(Air vent)が設けられていたと認識しているのですが、和太鼓ではこれを見たことがありません。何故和太鼓には、空気穴が無いのでしょうか? よろしくお願いします。
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和太鼓は、表と裏側に、皮を張っています。 空気穴をあけると、裏側の皮は、振動しなくなり、 太鼓全体が共振しません。 太鼓の中で、空気が行き来することにより、音が響く時間が、長くなるのです。 太鼓の表の、皮をたたくことにより、反対側の皮を振動させて、反対側の皮の振動が、表側の皮を振動させ、初めて和太鼓の音色が出るのです。
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- sirasak
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和太鼓の皮は毛穴などミクロレベルの空気出入りがあると思いますが、音が出る仕組みにおいては無視してよいレベル。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1422268144 ・・・・・との意見に同感です。 そうでないと夏と冬では革が膨れたりしぼんだりすると思います。 バスドラムはシェルに通気孔がないと詰まったような音になってしまう、打面を叩くと裏側の反動が戻って足に衝撃が来るのを緩和する意味もあり音色をつくり演奏しやすくするために空気の逃げ道。・・・との記事があります。 https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/drums/mechanism/mechanism002.html 和太鼓は大きくて重いばちで打つので、 バスドラムのように柔らかいもので打って反動を気にするようなことが無い?と思いますし、 ドロンコーンスピーカーの原理で表裏の低音共振周波数を違わせて音を豊かにしているのでは?と思います。 想像です。
お礼
回答ありがとうございます。ドロンコーンスピーカーの原理とは目から鱗、密閉型というよりドロンコーン型に近いですよね。
補足
回答頂いた皆さんありがとうございます。 おかげでかなりスッキリしました。 和太鼓ではアタック音よりむしろ残響音の方を大切にしていて空気が両面の革を振動させることによって、太鼓全体を共鳴させて残響音も残してそれが和太鼓の音を構成している。と考えれば、和太鼓には空気穴が無いのは、納得できた気がします。ありがとうございました。
- tetsumyi
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スピーカのバスレフと密閉型の違いと同じでしょう。 ドラムの空気穴は内部の空気が小さい穴を通して抜けることで空気共振できる構造ですが、和太鼓ではアタック音ではなくて胴全体が皮と木で長く響くことで聞く人の腹に響く重厚な音を出すのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。ちょっとまだ腑に落ちないので補足します。
補足
回答ありがとうございます。なるほどアタック音ではなく全体で響く密閉型と考えればいいのですかね。ちなみに手元のアコースティックギターのサウンドホールを完全に蓋をしてみましたら、音量は下がり鼻が詰まった音になってしまいました。そういえば和太鼓の音は鼻が詰まった感じがしますね。後大きな太鼓ほど音も大きく腹に響く音がしますよね。
- not_spirit
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単純に穴が開いていたら音は大きくならないのは、 原理として分かりませんか? 和太鼓に穴が開いていたら、叩いた音が太鼓内で共振しなくなり、 音が遠くまで響かないでしょう... ドラムとは用途が違うので、当然かと。
お礼
回答ありがとうございます。ちょっとまだ腑に落ちないので補足します。
補足
回答ありがとうございます。私にちょっとわからないです。穴が無いとかえって革が動きにくくなって大きな音が出ないような気がしてならないのです。ドラムとの用途の違いも詳しく教えていただけると嬉しいです。私には、洋楽、和楽の違いはあれ用途は同じような気がするのですが、なんかせっかく回答していただいたのに、逆らっているように聞こえたらごめんなさい。ただまだ腑に落ちないのです。どなたか引き続きよろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。かなり腑に落ちた感じがしました。