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『荒野のコトブキ飛行隊』の空賊のアジトについて
- TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』第4話で、空賊「エリート興業」のアジトが出てくる。
- このアジトは、渓谷を天然の要塞として利用し、住処は洞窟内部で潜んでいる。洞窟の外側には滑走路や整備場、燃料貯蔵所、監視所、武器庫がある。
- 質問として、エリート興業のアジトのような設備を渓谷に作る場合の適切な場所や、レシプロ航空機の離着陸に注意すべきポイント、自然災害対策に必要なことについてまとめてほしい。
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峡谷風といいまして、峡谷にはその谷間を平地に向かって流れる風が存在します。「〇〇渓谷」なんていくと、天気のいい日によく風が吹きます。 また天候が崩れてくると風の動きが地形の影響を受けて複雑になります。 なので、渓谷ではよく墜落事故が発生します。雲が出てきたので雲の下に出ようと高度を落として飛行機が山に激突することはよくありますし、渓谷の複雑な風にあおられてヘリコプターが墜落することもよくあります。 つまり分かりやすくいえば、渓谷は飛行機にとって極めて危険な場所だということですね。高度を下げれば下げるほど危険となります。 これで、「渓谷をくり抜いた秘密基地」っていうのがアニメやマンガじゃないと見かけない理由が分かりますね。敵から攻撃を受けないじゃんと思うのにね。 ですから条件としては、その場所が地形もさほど複雑ではなく、季節風による影響もない場所であることが重要です。群馬県みたいな場所なら、冬になると新潟県側に雪をもたらした空気が山を越えてきてフェーン現象となって駆け下りてきますから危険です。また雨期があるとその渓谷に雲がはりつき着陸はもちろん、離陸も極めて危険になるので稼働できません。風の強い日も危険。 渓谷は風が吹くので、周囲の山から落石の危険があります。落石しないためには森林になっている必要がありますが、そうなると当然木に引っかかる危険があります。 またあまり内陸すぎると、そこに燃料や食料や水を運ぶのが大変になりますね。砂漠地帯の渓谷なら天候は安定しているけれど水が手に入らない。砂漠地帯でない渓谷なら水は手に入るかもしれないけれど、天候が不安定。 おそらくそれに一番近い環境ではないかという空港を見つけました。ネパールにあるテンジン・ヒラリー空港です。 https://youtu.be/ZYqf5wbvCJA いやー、これを見るとスリル満点ですねー!通常着陸のときに風にあおられたりすると機首を引き上げて着陸をやり直しますが、この空港は背後に山があるので着陸のやり直しがほぼ不可能です。この動画のときは天候も良く風もなかったので良かったですが、これで雲がたれこめていたり、風でも吹いていたらとんでもないですね。「世界一危険な空港」の名前はダテではありません。
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- nagata2017
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人里離れた乾燥地帯・・・・一般人が来ないところ。 井戸を掘れば水が出る・・・水は必需品。 トラックが出入りできる・・弾薬 燃料の輸送。 渓谷を吹き抜ける風が強いところでは 風上に向かって滑走すれば短い距離で離陸できる。 山岳の裾野の渓谷では 山地に雨が降ると渓谷に流れ込んでくることもある。 住居 格納庫は 地面から高くする。