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お店ののれんに使われる図形の意味
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元デザイナーです。 ↓こんな奴ですよね? ”味自慢 生蕎麦 紺地1色” https://wowma.jp/item/349325983?aff_id=kwm これは自説でしかありませんが、 まず、 ”ごはん屋さんや居酒屋さんでお客さんが出て行く時に肴をつまんで汚れた手をちょっと「暖簾」で拭いていく、そんな習慣もあり、のれんが汚れている店ほど「繁盛しているお店」と言われていた” ことから、汚れている=繁盛しているみせ=味自慢 ということで、味自慢の外枠に少し汚れている感じの”囲い”文様を足したようになったのではないかと・・・ ↓味自慢にも ”のれん 味自慢 中華そば” https://item.rakuten.co.jp/meicho3/da-004003010/ ” 味自慢 ラーメン” https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%82%8A%E5%B1%8B%E5%B7%A5%E6%88%BF-%E3%81%AE%E3%82%8C%E3%82%93%E2%84%963423%E5%91%B3%E8%87%AA%E6%85%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3-%E5%BA%97%E9%A0%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3-CD-432152/dp/B0052DNMC8 などもあり、一概に葉っぱのような”囲い”文様ではないようですが、 ↓似たような感じの”囲い”文様が多く存在しているようなので、この説明が結構しっくり来るようなきがしますがいかがでしょうか? ”のれん 暖簾 「 居酒屋 いらっしゃいませ 味自慢 」” https://item.rakuten.co.jp/kanbanshop/tms-41303/?s-id=pc_shop_recommend&rtg=489a394eb9a4907c16938d82a6280efb ↓暖簾のうんちくのようです・・・ ”そして戦前は、ごはん屋さんや居酒屋さんでお客さんが出て行く時に肴をつまんで汚れた手をちょっと「暖簾」で拭いていく、そんな習慣もあり、のれんが汚れている店ほど「繁盛しているお店」と言われていたとか。” ”暖簾の真ん中に、さまざまな文様が描かれるようになったのです。 ... 時には、記された絵や文様がそのまま屋号になったものもあると言われています。” http://www.order-noren.com/column/unchiku.html 銘菓や名代は、暖簾の通販で売っているところは少なく、こちらの方々は由緒あることを表現したいので、 古く続いている銘菓や名代のお店は、店のマークと名前を入れているところが多く、この銘菓あ名代の文字は、汚れていることを繁盛の印としたごはん屋さんの”囲い”文様などはあまり使わないのではないかと思います。 暖簾屋さんが、ご飯屋さんの「味自慢」の”囲い”文様を真似て。銘菓や名代にもこの”囲い”文様を使っい販売し、これを新しいお店、庶民的なお店が利用したのではないかと推察します。 “のれんの縫製” https://www.youtube.com/watch?v=BDtvGg_Hrug 銘菓 めいか【銘菓】 由緒があって、特別の名をもつ上等な菓子。 (大辞林 第三版の解説) 名代 な‐だい【名代】 [名・形動] 名前を知られていること。評判の高いこと。また、そのさま。「名代の色事師」 「竜閑橋(りゅうかんばし)や、―な橋だがね」 (デジタル大辞泉の解説から) 味自慢 は味を誇りにしている こちらも参考に! 「暖簾」「文字」に関する質問と回答 https://okwave.jp/searchkeyword?word=%E6%9A%96%E7%B0%BE%E3%80%80%E6%96%87%E5%AD%97 良い方向に進みますように! 参考になれば幸いです。
お礼
個人的なご見解とのことですが、大きく頷きながら読ませていただきました。 葉っぱそのものの形でないものは単に省略して描かれているのか別のものを意味するのかがわからずにおりましたが、ご意見を伺ってみれば確かにおっしゃる通りのように思えます。 大変興味深い丁寧なご回答をどうもありがとうございました!