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3相モータショートブレーキについて
- 3相モータの各相を短絡させると消費する電力に応じたブレーキトルクが生じると聞きました。
- ある程度の回転数以上だと電流が一定となり、発生するマイナストルクもほぼ変わらなくなると聞きました。
- なぜある程度の回転数から上がらなくなるのでしょうか。理屈がわからず困っています。
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- hitujiotome2000
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元電工の爺さんです、昔を思い出して記載してみます、参考になれば・・!! ◎回転数が上昇しても、短絡電流が上昇しないのは、同期機のため電機子反作用 によるものと考えます。 1.同期機を連続短絡すると流れる電流は次のようです! (単相記述) Is = E / Ra+j(Xs+Xa) (A) ここに Is:短絡電流(連続) E :発生電圧 → k・φ・N → k・φ・ω Ra:電機子抵抗 Xs:電機子リアクタンス → ω・xs Xa:電機子反作用リアクタンス → ω・xa 2.今ここで、一般にRaはリアクタンスに比べ非常に小さいため、削除して 考えると、 Is = E / j(Xs+Xa) (A) またこれに各基本式を代入すると、 Is = k・φ・ω / jω(xs+xa) (A) 3.上式を見るとωは消え、 Is = k・φ / j(xs+xa) (A) ・・・・となり回転を含まない定数の短絡電流が流れる!! 4.連続での短絡電流は界磁磁束にのみ応動する90°遅れ電流となります。 この電流の二乗にRaを乗じたものがロス(銅損)として消費されます。 実際は、この銅損に対し鉄損(励磁損)もありロスを増加させます!! 結論: 回転の低い領域ではωが小さく、Raも効果が出て短絡電流に有効分が出て、 電機子反作用が全量減磁に働かずxaが小さいためZとしては多少大きくなり 電流は多少少なく、回転上昇の内にxaが大きくなりRaが無視できる大きさ となり、短絡電流は 3. で示す電流に帰納するものと考えられます。 註: これは連続短絡電流(まず短絡後、励磁を後で加える)を示します、これが 短絡比で示され、通常は1以下です。(火力・原子力0.6、水力0.8程度) しかし発電中に短絡させますと、突発短絡電流となり電機子反作用の効果 が出るまでに大電流(5倍以上)が流れますので注意願います!!!!。 ・・・・以上のようでいかがでしょうか、参考になれば幸いです!!
- lumiheart
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>ですがある程度の回転数以上だと電流が一定となり、 有る程度の回転数とは?何処で訊いたの?具体的に何rpmでしょう? http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/servo/pmerit/mr_j4/motor/motormodel.html http://www.e-mechatronics.com/product/servo/sgm7/index.html 3000rpmくらい? http://www.nsk-nakanishi.co.jp/industrial/hpms/e4000/ それとも4万rpmくらい? もしかして10万rpm以上? https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/401/401407/ >ショートブレーキ https://micro.rohm.com/jp/techweb_motor/knowledge/basics/basics-03/206 そもそもこの機能は所謂非常停止用ブレーキです ゼロΩで短絡させても短時間ならモータは焼損しないけれど エレベータ等で連続回生運転になるような事例では わざわざ抵抗をかまして電流制限します さもないとモータコイルは過熱して焼損に至る