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相続問題
数年前に父をなくし、その後、父の財産は、ほぼすべて母に相続されましたが、ここ数年で認知となった母親の財産を母の介護を拒否する長男が牛耳り、経理詳細を明かさず、母の介護費も渋る状況です。ちなみに3人兄弟です。 母の実印・重要書類を勝手に兄弟が管理している(税理士・弁護士を利用)ので、なんとでもなる状況で、判断力がほぼない認知気味の母の遺言を書き換え、他の兄弟の思いを無視して財産を独り占めする魂胆と思われます。 認知になる以前の母は兄弟仲良くするために平等に財産分与することを希望し遺言を書いたようですが、その後前述したように書き換えられたようです。今後どう対処したらよいのでしょうか? 法定後見をたてることも考えましたが、それをすることは、戦線布告をすることになり 長男は、より頑なになり、兄弟間の関係は悪化することが想定されるので極力さけたく、妙案があればと思います。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家石川 裕也(@tcomprehense) 行政書士
今回のような事例は毎月相談を受けています。 認知症という状態で遺言を書くというのもかなり問題があるように思います。 今回のお話からすると、公正証書遺言ではないように思います。 もしご心配があるようであれば、医師による診断をして認知症があるという判断をされるのであれば後見人を立てる方が良いように思います。 後見人を立てれば介護費についての問題も解決されると思います。 また、今回の場合は後見人を長男の方にすればいいのではないかとも思います。認められるかはわかりませんが・・・・ 付け加えれば、認知症である方の場合には、遺言の有効性が否認されることもありますので、その辺りについても適正でないのであれば後々遺恨を残すことになるようにも思います。 法定後見を立てることは必ずしも宣戦布告と言われるような状態にはならないと思います。 親を心配するのであれば当然なのではないでしょうか? ご参考にしていただければと思います。
石川 裕也(@tcomprehense) プロフィール
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