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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高速増殖炉 もんじゅで起きた二回の事故について)

もんじゅで起きた高速増殖炉の二回の事故について

このQ&Aのポイント
  • 1995年に高速増殖炉もんじゅで起きたナトリウム漏出火災事故についての解説です。
  • 2010年に再開後に発生した炉内中継装置落下事故についての情報をまとめました。
  • 知人が言っていた、冷却材にプラチナを使用すれば事故が起こらなかったという説についての真相を解明します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

>この事は本当なのでしょうか? 間違いです。1度目のナトリウム漏洩事故は「温度計の取り付け位置の設計上のミス」です。 設計ミスにより、配管内の流れによって温度計の細管部に振動が発生し、それにより、温度計の段付部が高サイクルの疲労を受け破損し、そこからナトリウムが漏洩しました。 事故後に、温度計の設計について調査した結果、設計が不適切である事が判りました。 原因は「設計ミス」なので、配管にどんな材料を使っていても起きた事故です。例えプラチナを使っていても発生していたでしょう。 >2010年に再開して起きた炉内中継装置落下事故も液体ナトリウムが原因で起きた事故なのでしょうか? いいえ。 炉内中継装置は下から約5メートルの部分に接合部があり、この接合部が変形して引き抜く事が出来なくなり、炉内中継装置が落下しました。 復旧後の調査で、炉内中継装置の回転ラックの「駆動軸ジョイント」部の並行ピンの1本が破断、他の1本に8mmのズレがある事が確認され、また回転ラック軸下端部のすり傷及び回転ラック軸受台下面の縁に摩耗痕があることも判りました。 ピンの破断、ズレの原因は判っていません。

jepense2307
質問者

お礼

chie65535さん、1度目のナトリウム漏洩事故、2度目の炉内中継装置落下事故について も、本当の事故原因に触れて頂き、大変勉強になりました。 知人の事故についての解釈は、ほとんど間違っている事を再確認出来ました。

その他の回答 (1)

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7982)
回答No.2

 もんじゅの事故ですが、日本で巨大地震が起こった時期に起こっている例が多いですよね。1995年は阪神大震災、2010年には地震は起こっていませんが、2011年に東日本大震災が起こっていて、微妙な時期に事故を起こしています。もんじゅ事故と福島第一原発事故が繋がるのは、何かありそうに思えますよね。  地震と直接繋がらなければ、原発の事故原因にはならないと思っている人が多いでしょうが、地震の前には地盤が動いたり、断層がずれたりするので、原発施設全体が歪んだり、変形している可能性が否定出来ません。それが原因で部品の位置がずれたり、部品が歪んで事故を起こした可能性もあります。  1年間に数ミリのずれしかなくても、長期に渡れば、配管やポンプが歪んだり、折れたりする事があるわけで、動く岩盤の上に乗っている原発が安全とは言えないでしょう。

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