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青山学院とアイビーとの関係
青山学院大学の OB会が OB/OG組織 通称アイビーグループ といったり、構内のホールがアイビーホールだったりしますが、 (あと通りの名前とか) 青山学院とIVY(アイビー)はどのような概念的つながりがあるのでしょうか。
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青山学院の同窓会組織を「青山学院交友会」と呼んでいますが、その紋章は、青山学院大学の紋章の周りを蔦のようなもので囲んだものです。 http://www.alumni-aogaku.jp/index.php?flow=page&aid=169 「交友会」が創設されたのは1883年頃のようですが、大学の現在の紋章が決まったのは1952年のことですから、公友会の現在の紋章がデザインされたのはそれ以降のことになりましょう。ですから蔦のデザインは、恐らく1953年以降の産物だと思われます。 ただ、いずれにせよここに、アイビーグループを下部組織に持つ青山学院交友会と、蔦(Ivy)との関係が存在することは分かります。 ではなぜ蔦なのか?あるヒントが以下のサイトにありました。株式会社アイビー・シー・エスという、青山学院のマネジメント一般を請け負っている会社のHPです。 https://www.ivycs.co.jp/company/name.html 「蔦がからまるキャンパスが多いことから、アメリカ名門大学群アイビーリーグと同様に、親会社である青山学院も蔦のイメージを強く持っています。」 と、記述されています。 「アイビーホール」の竣工が1994年、「アイビー通り」の命名が2007年と、一等地青山の不動産ブランド戦略も担っているのかも知れません。 青学出身のペギー葉山さんとの関係ですが、ヒット曲「学生時代」をはじめ、両者の間には確かに深い絆があったようですが、ペギー葉山さんが学生だった当時からすでに青学に「蔦」のイメージがあったから、あのような歌詞になったのか、あるいは逆に、たまたま曲のはじまりに「蔦」という言葉が出てきたからそれが事後的に青学と結びついたのかは、わかりません。 http://www.aoyamagakuin.jp/info/news/2017/02090/ いずれにせよ仰る通り、「青山学院」を「アイビー」と呼称する由来をウェブ等で紹介していないのは何故だろう、と思ってしまいます。
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- double_triode
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No.1の追記。 ツタが「古い名門大学」の象徴いがいに,何かキリスト教の縁起物の植物(たとえば神道の榊)なのかなと思い,調べていました。 西の青学というべき関西学院大学の公式サイト https://www.kwansei.ac.jp/yoshioka/yoshioka_000703_2.html の記載に, ーーーーーーーーーーーーーーーーー引用 ヘデラ・ヘリックス -Hedera helix- 植栽場所:ランバス記念礼拝堂南側 学名標記:Hedera helix 聖書等による標記: 『西洋ツタ』 ウコギ科キヅタ属のつる性常緑植物で、学名をHedera helix(セイヨウキヅタ)と言います。ギリシア語ではキッソスと言い、聖書においてはただ1箇所マカバイ記二6:7に出てきます。そこには「毎月、王の誕生日には、いけにえの内蔵を食べることを、有無を言わせず強制され、ディオニソスの祭りがくると、つたの冠をかぶり、ディオニソスのために行列に参加することを強制された。」とあり、異教礼拝を強いられたユダヤの民は、豊饒と酒の神ディオニソス(バッカス)ゆかりのつたを冠にさせられたというのです。 さらに、パウロが「朽ちる冠」と言っているのは(-コリント9:25)、このつたで作られたものが意図されているようです。古代ギリシアの大競技祭において、競技者たちはつたで作られた冠を求めて競い合いましたが、パウロはこの冠を朽ちる冠とし、「朽ちない冠」を得るようにすることを勧めました。 イスラエルでは現在ガリラヤ上部、サマリアの一部に見られますが、余り多くない植物です。垣根や家の装飾に栽培されています。常緑ですので、霊魂の不滅の象徴ともされました。(『関西学院チャペル週報』より) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー とあります。あまり縁がよくないみたいですね(笑)。しかし,青学とおなじく礼拝堂に植栽されていますから,忌み嫌うわけでもないようです。 青山学院の出身者は十万人の桁で存在するはずなので,彼らから「由来はこうだよ」という回答がないのが不思議です。 なお,「学生時代」(1964年発表)のYouTubeをリンクしておきます。 https://www.youtube.com/watch?v=W5ALFCfqCK4 この曲についてのWikipediaの記載は, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%94%9F%E6%99%82%E4%BB%A3
お礼
ありがとうございます。 堂々と公式な組織や建築物に名前を付けているわけですから、れっきとした理由があるのだと思うのですが、どこにも見当たらず、本当に不思議です
補足
学生時代の動画見ました。私の生まれる10年くらい前、戦後まだ20年足らずの時代、60年代中盤以降の学生運動が盛り上がる前の比較的おちついた時代(と思われる)、この歌が、紅白でも歌われ、第二の学園歌とまで言われたのであれば、それだけの命名に影響を与えるだけの力があったというのは、想像できます。ただこの歌が直接の理由だったと公言するにしては、特にペギー葉山さんにそれほどの名誉を与えるだけの理由もないのでしょうし、なんとなくほんわりとした青学生同士の暗黙の周知としておいたほうが、この場合、適切なのかもしれませんね。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6877/20339)
1960年代のブランド VAN 石津 謙介氏が創業した アイビーファッションブランド 1945年 戦争の焼け跡からスタートした戦後の社会がやっとおちついてきたころに登場したこともあって 一世を風靡した。 青学の生徒も みんなアイビーファッションに身を包んで・・・・ ブランドらしいブランドというものがなかった時代ですから 長期安定政権を維持していました。 そこから生まれたものです。 同時期にあったのは JUN こちらはトラディショナルファッション。
お礼
VANジャケットの成功は同時代に生きていない私にはまったく不思議な印象です。今も蔵前のほうにひっそり存在しているかと思います。機会があれば一度行ってみたいと思います。何かヒントが得られるかもしれません。
- bowsome
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ありません。 アメリカのIVYリーグのファッションを模倣しただけです。
- heheho
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青山学院とIVY(アイビー)はどのような概念的つながりがあるのでしょうか ありません。 日本のIVYと呼ばれる文化はただのファッションです。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
ペギー葉山の歌謡曲「学生時代」は青山学院大学がモデルだそうですが,「ツタ(アイビー)のからまるチャペル」という建造物が象徴的に歌われます。 ツタという植物は古い建物の壁をはうように成長するため,建学何百年という古い欧米の大学の象徴でもあります。もちろん,日本にはそんな古い大学はありません。
お礼
いろいろと貴重な情報誠にありがとうございます。 ただ、校友会のページに出ているマークについては、「青山学院大学」ではなく「青山学院」という経営母体自体のマークを、公認ということで、使わせてもらっているのではないかと思います。 http://www.aoyamagakuin.jp/ またこの植物が、蔦であるかどうかは、やはり確実ではないとは思います(多分そうだろうと思いますが)。大学の校章においては、盾のマークもそうですが、月桂冠などで囲ったりするのが、もともと一般的だというのを読んだことはあります。(現代の大学の校章をみると多くはないようですが) (google で英語検索で、university と emblem で検索) https://www.google.co.jp/search?biw=1280&bih=887&tbm=isch&sa=1&ei=GOOeW5qGLcWT8wWN64zgDg&q=university+emblem&oq=university+emblem&gs_l=img.3..0l2j0i5i30k1l8.11070.12106.0.12353.6.6.0.0.0.0.97.520.6.6.0....0...1c.1.64.img..0.6.520....0.Vb6mvXrxB3k 植物を自校にちなんだものに変更するというのは多々あるかと思います。 例:広島大学→学章の植物を、フェニックス(植物名)であるとしている https://www.hiroshima-u.ac.jp/about/identity アイビーシーエスについて。教えていただいたリンクを見ると、アイビーホールもここの会社が運営しているようですね。ホールや道路の命名の年代をみるかぎり、比較的最近の動きのようですね。 こちらの会社が(もちろん青山学院本体の同意のもとに)実施しているブランディング戦略なのかもしれませんね。 ペギー葉山さんも、昨年なのですね、公式にここまでしっかりと青山学院のページで記載されているところから、あらためてその影響力を認識いたしました。 大変参考になりました。誠にありがとうございました。