質問：米国から日本への仕送り （送金及び贈与税） - １

質問

日本の両親に仕送り及び借入金の返済のために5万ドルほど米国より送金しようと考えております。しかしこの程度の金額になると為替差損の影響が大きい事及び日本での課税対象になるのではないとの懸念から良い方法を模索しております。お知恵を拝借できれば幸いです。

１）銀行送金の場合為替手数料及び送金手数料が掛かると存じますが、経由銀行及び日本での受け取り銀行でも手数料が掛かることがあると聞きました。米国から送金した場合、最後の二つの手数料が掛からない日本の銀行がありましたらお教えください。

２）5万ドル程度になると銀行の為替室で一ドルにつき.30～.50円程度の為替手数料で変換できると聞いたのですが、このようなサービスをお使いにになられた方はいらっしゃいますか？　現在の自分の銀行では取り扱いが無いもので、米国のどの銀行がこのサービスを行っているのかお教えいただければ幸いです（NYにあればなお幸いです）。

３）もし銀行を通さない場合はどのような送金方法があるでしょうか？ウエステン・ユニオン、イコボ、郵便為替等のサービスで送るには金額が大きのですが他に方法があるのでしょうか？

４）生活費支援の場合は贈与税が掛からないということですが、借入金返済用途に使う場合には贈与税が掛かるのでしょうか？　また生活用のものと借入金返済用の区別は送金時に行われなければならないのでしょうか？

５）贈与税は一人一年につき110万円間で非課税という事ですが、両親同一名義の銀行口座に振り込んだ時には一年につき220万まで非課税という理解でよろしいでしょうか？　それとも送金する際、別々の名義に振り込まなければならないのでしょうか？

よろしくご回答いただければ幸いです。

回答No.1

noname#11476

＞１）最後の二つの手数料が掛からない日本の銀行がありましたらお教えください。
存じません。存在しないように思われます。郵便局を除いては。

>２）
申し訳ありませんが存じません。

>３）もし銀行を通さない場合はどのような送金方法があるでしょうか？
郵便局口座間の送金を使えばかなり安くなります。
http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20300.htm
http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20579.htm
上記は日本－＞アメリカですが、大抵相互主義ですから反対も可能だと思います。

>４）生活費支援の場合は贈与税が掛からないということですが、借入金返済用途に使う場合には贈与税が掛かるのでしょうか？　また生活用のものと借入金返済用の区別は送金時に行われなければならないのでしょうか？

借入金の内容によります。不動産取得のローン返済であれば、間違いなく贈与税が発生します。しかし代わりに返済した分だけご質問者の持分を登記すれば贈与にはなりません。（売買になりますので親には譲渡所得が発生する可能性がありますが、贈与税よりは低額です。詳細は税務署でお聞きください。）

車のローンの場合などもやはり同様に所有権を移転することで回避できます。

あと親に不動産があるのであれば、どんな借入金だったとしても、それとは関係なく子供が親の不動産を購入して代金を親に支払い、親がその代金で借金を返済する分には贈与は関係ありません。

あと基本的に親の借金を肩代わりして返済した場合、直ちに贈与になるというわけではありません。基本的には代わりに弁済したということで、ご質問者は親に対して求債権を獲得します。つまり親に対して債権者となるわけです。ここで親がご質問者との間で返済の約束をして返済をする限りは親子間の借金ということになり、贈与にはならないわけです。
この場合、税務署にそれを説明するにはきちんと金銭消費貸借証書を作成（収入印紙もはる）して示す必要が出てきます。

>５）贈与税は一人一年につき110万円間で非課税という事ですが、両親同一名義の銀行口座に振り込んだ時には一年につき220万まで非課税という理解でよろしいでしょうか？

そういうことです。ただし毎年続けると連年贈与とみなされ、一括課税されることがありますのでご注意ください。
>それとも送金する際、別々の名義に振り込まなければならないのでしょうか？
その方が説明しやすいですが、一つの口座に送金し、もう一人の口座に口座間送金で移動すれば、それでもかまわないでしょう。

あと、扶養義務による生活費の送金ですが、これはまとめて送るのは認められません。毎月必要な金額を地道に送金しなければだめです。そうしなければ認めてくれません。

お礼

質問に丁重にお答えいただき、本当にありがとうございました。特に４と５については情報が少なくかなり困っていたので助かります。

ありがとうございました。