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沢田研二が歌う「ボギー」
「カサブランカダンディ」に出てくる「ボギー」がハンフリー・ボガードの愛称であることは検索してわかったのですが「ピカピカのキザでいられた」とは、いわゆるどのような状況なのでしょうか。 カサブランカダンディの歌詞もだいぶいまの価値観からするとひどい男だな~というかんじなのですが、ジュリーの歌う「ボギー」と歌詞の男の違いとは何なのでしょうか。どちらの時代も私は知らないので(三十代です)ピンときませんでした。
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歌詞の頭を要約すると聞き分けのない女は張っ倒して、ほっとけばまた勝手についてくる。それがボギーの活躍した男尊女卑が強かった時代。 歌の出た当時はパワハラだモラハラだ、と言葉こそ踊らなかったですが、男女平等が叫ばれて女性の地位が上がってきた頃。 これを対比して、ボギーの時代は全ての男がキザでいられて良かった、と歌ってる。ピカピカは輝くほどまっすぐ王道の、って感じかな。 ボギーと男の違いはボギーの時代ならキザな行為を許されていたが、男の行為は実は陰口叩かれたりして許されてない、という感じか。 明確な文献がある訳じゃないですが、想像通りかと思います。
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- nihonsumire
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阿久悠は、歌詞にいろんな仕掛けをしていることが多い。だから、軽々に言えない。「カサブランカダンディ」(1979)と敢えて題名を付けてるのが、曲者かもしれない。 現在はピカピカのキザでいらない、と歌ってるんですよね。ここで歌われている男女はどんな関係なんでしょう。 ひょっとして、ウディ・アレンの「ボギー!俺も男だ」(1972)も知ってたはずだから、どっかに込められたユーモアがあるかもしれない。沢田研二が、ウディ・アレンかもしれない。 いろんな解釈をして、楽しむのが阿久悠の歌の世界だと思う。あなたや回答者さんの解釈もごもっとも。
お礼
ありがとうございます! たしかに解釈の幅がある歌詞は、想像するのも楽しみのひとつですね。
- sp550uz
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『カサブランカ・ダンディ』は、映画『カサブランカ』の中で、ハンフリー・ボガードが演じた役を歌ったものだと思われます。歌詞中の「嬉しい頃のピアノのメロディ」も、映画の中では(彼と元カノの)思い出の曲が流れる名シーンです。 「ピカピカのキザでいられた」の、2番の歌詞の同じトコロは「男のやせ我慢 粋にみえたよ」です。たぶん、同じ意味に捉えて良いんじゃないかと。映画でのボギーの役は、そういう男です。一見『ピカピカのキザ=イイカッコしー=やせ我慢』なんだけど、『それこそが(女性に対する)本当の男の優しさ』『男気』みたいな。 なので『ピカピカのキザでいられた=男気が格好良かった』ですかね。
お礼
「嬉しい頃のピアノのメロディ」も元ネタがあったんですね! 詳しくありがとうございます! 確かに今はそれは「男気」ってとらえるひとは少ないかもしれませんね。 「言わなきゃわかんないでしょ!」って言われちゃうかも…。
お礼
すごくよくわかりました! ボギーをうらやむこの歌詞の中の男性は、いまは一体どんな風に思ってるんでしょうね~…。 ありがとうございました!