小説家の収入・印税について (長文です)
以前テレビで、小説家志望の人が、「小説で一発当てて、それだけで暮らしていきたい」と言っていたのですが、それは可能なことでしょうか。
本当に単純な計算ですが、一般のサラリーマンの平均年収を500万円として、40年間働いて総収入は2億円。
つまり2億円あれば一生(と言うと言いすぎですが)暮らしていけると仮定します。
ですので、この質問を具体的に言うと、「小説で一発当てて2億円以上稼ぐには、どのくらい売らないといけないか」ということになります。
仮に、Aさんという小説家が、1400円の小説を300万部売ったとします。
作家に入る印税は定価の10パーセント程度なので、単純計算でAさんは4億2000万円手にします。
余裕で2億円を超えますが、もちろん、そのお金をすべてAさんが自由に使えるわけではないですよね。
そこで、質問です。
1・印税で4億2000万円手に入れたAさんは、そこから税金をどれくらい払わなければいけないのでしょうか。
その時の状況にもよると思うのですが、一般的な目安を教えてください。
2・税金以外でも、払わなければいけない出費というのはどれくらいあるものなのでしょうか。
3・結果、Aさんの手元に残る、自由に使えるお金というのは、どれくらいになるのでしょうか。
これも、その時の状況によると思うのですが、一般的な目安を教えてください。
4・仮にAさんがその後、「もう、俺は何もしない。あの小説で稼いだ金だけで暮らしていく」と決断し、
次の年から収入が0になった場合、Aさんに何か問題は無いのでしょうか。
例えば、たとえ収入が0でも、毎年○○費は払わなければいけない、などということはないのでしょうか。
「3」の質問で答えていただいた額のお金は、それから永遠に、Aさんが自由に使えるものなのでしょうか。毎年、そこから更に引かれていく、ということはないのでしょうか。
5・この、「1~4」の質問で答えてくださったことは、小説家に限らず、「印税」というもので生きている
他の職業の人(作詞家など)にも当てはまる、と解釈していいでしょうか。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
「少ししか分からない」「あくまで予想ですが」などの回答もドンドンしてください。
長々とした質問になってしまいましたが、よろしくお願いします。