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国際情勢
最近になって、北朝鮮側が「米・北首脳会談」をキャンセルするという話をするようになってきました。その可能性について教えてください。 よろしくお願いします。
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こんにちは! 北朝鮮は何十年も前から,積極的に危機を作り出して米国を北朝鮮との直接の交渉テーブルに就かせようと一貫して努力してきました。核開発もそのためです。いかにして自国に有利な交渉を展開できるか北朝鮮は考えており,そのためのけん制として米・北首脳会談キャンセルの匂わせているだけです。したがって首脳会談は100%行われます。 ココが核心になりますが,北朝鮮に有利な交渉というのは体制の保証はもちろん経済援助もありますが,核保有に関することです。核放棄に関して積極的に進めるとか,今後廃棄する,などと少しあいまいにしておいて,結果として核保有を密かに継続することです。北朝鮮と韓国は将来,連邦国家として統合になるでしょう。そのとき北朝鮮の核はその連邦国家の持つ核として強力な外交力を持ちます。北朝鮮は核があるので連邦国家の中で韓国からの経済援助を多く受けられるし発言力も増します。したがって,北朝鮮が本当に核放棄して一番困るのは韓国で,連邦国家が核保有でなくなるからです。核保有の連邦国家は日本に対して 強い態度で外交を展開するでしょうし,中国やロシアに対しても属国の長い歴史を打ち破ろうと独立国のように振る舞うでしょうし,アメリカに対してもそう振る舞うことでしょう。 この問題の背景には,米国の経費節減のため韓国駐留の軍隊を減少させる計画があり,ここ数年内に北朝鮮と有事の際の指揮権を韓国が受け持つという約束がすでに韓国と米国の間で取り決められています。現在はその指揮権が米国にあります。その関係を読んで,北朝鮮のしたたかな外交が展開されています。現在, 外交的には,米国が北朝鮮との交渉テーブルに就かされたとおう点で,北朝鮮のペースと言えます。 韓国は米国の支援を受けていますが,法律や他国との約束事より国民感情が優先する国であり,いわゆる民主主義の国ではありません。米国は民主主義の国を応援しているのではなく,米国の国家戦略上,言うことを聞く国なので応援しているだけです。韓国は北朝鮮との連邦による統合後の北の核兵器によって核保有国家になれることを心待ちにしています。
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- staratras
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現段階では、少しでも自分に有利な条件で交渉を進めるために、北朝鮮がこれまで行ってきた駆け引きの常套手段で、実際に首脳会談をキャンセルする可能性は極めて低いでしょう。理由は3つあります。 一つは、北朝鮮の最大の目標である「北朝鮮の体制の安全の保障」について、アメリカの大統領がわざわざこれに言及しているなかで、史上初の首脳会談が行える千載一遇の機会であること。 もう一つは、直前で会談をキャンセルすれば、会談を実施することによる経済制裁の緩和などの利益が失われること。 さらに、(実際はこれが一番かもしれません)、交渉を直前で取りやめれば、メンツをつぶされたアメリカ・トランプ政権が経済制裁を厳格化し、最終的には武力行使をしかねないこと。 この2か月足らずのうちに、朝鮮半島を中心とする東アジアの政治情勢は大きく変化しました。「孤立して窮乏化する北朝鮮対その他の国々」ではなく、「中国・ロシアに支えられ、韓国を「サポーター」として自信を取り戻しつつある北朝鮮」対「アメリカ(・日本など)」という構図です。 「この情勢の変化を活用しない手はない」と北朝鮮の指導部は考えているであろうことは確実です。ここ数日、北朝鮮の地方の幹部が大勢で中国を視察していることの意味をよく考える必要がありそうです。 北朝鮮は自らが発した「非核化」の一言が、国際社会に与えたインパクトの大きさを十分知っています。できるだけ長期にわたって段階的に実施し、その分多くの配当(果実)を得ようとするでしょう。もちろんアメリカは逆に短期間でミサイルの廃棄を含む非核化を行おうとしますので、今のところは、このせめぎあいがどう決着するか見守るほかありません。
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どうもありがとうございました。
- DESTROY11
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想定の範囲内です。 約束をしては破棄するを繰り返すことで牽制しているつもりらしいです。 昔っから北朝鮮は約束を守っていませんからね。 核開発やめるなんて何度言ったことか。 朝鮮文化では「自分の身を守るためのウソはよし」とされています。 約束をまもるという概念がないんです。
お礼
どうもありがとうございました。
- g27anato
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キャンセル発言は想定の範囲内です。 実際のキャンセルに至るかは、 …その可能性を前提に互いに妥協しない部分を強硬に発信し合い、接点を探り合ってます。 現在進行形であり、まだ可能性を測っているのが現状です。
お礼
どうもありがとうございました。
お礼
どうもありがとうございました。
補足
会談の様子を見守ってみてみたいと思います。