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斉藤英治さんの速読術について一言…。

僕はもっと沢山の本を読み、知識や知恵を増やして行きたいと思っています。その為、現在は斉藤英治さんの速読術を試しています。 「聞くだけで速読ができるCDブック」斉藤英治著、あさ出版 上記の本を買って試しています。現在は4倍速の速さが目に慣れて来た状態ですが、内容の理解等は全く出来ていません。こんな状態で本を読んでも内容は全く頭に残って来ません。僕のやり方が間違っているからでしょうか?それとも斉藤式速読術自体が間違っているのでしょうか?もっと良い速読術が存在するんでしょうか?アドバイスをお願いします。

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  • eroero4649
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回答No.1

最近、読書芸人などのジャンルがあったり、知識人や文化人で読書家な人は昔から何人もいますが、それらの読書家の人たちで「速読術」を実践している人って聞いたことがないのですよね。 私は結構読書はしているクチだと思いますが、速読術に関する興味はほぼゼロです。なぜなら、読書の醍醐味は内容を味わいながら読む点にあると思うからです。これは読書芸人の人たちも同じだと思います。 読書を食事に置き換えるなら、読書家というのは美食家、グルメというやつになると思います。一方、速読術というのはいってみれば早食い芸人みたいなものですよね。とにかく片っ端から量を詰め込もうというものです。 グルメ芸人として知られる渡部建さんや寺門ジモンさんが早食いかっていうと、そんなことはないですよね。むしろ一口一口味わいながらゆっくり、しっかり食べていると思います。とにかく流し込むように食べるのは、彼らの美学には反すると思います。 だから速読術というのはとにかく量が命ですから、食べたものが美味しかったかどうか、つまりそれを読んで身になったかどうかなんてのはどうでもいいことなのではないでしょうか。「とにかくこれだけの量を読んだ」ということですからね。 量を読めば教養が身につくというほど甘いものではないと思いますよ。教養ある人というのはそれだけの量を読みかつ、それを消化して思索もしているということですからね。ローマは一日にして成らずってやつですね。後から速読術で追いかければ追いつくと思っているのは浅慮というやつですよ。それなら古典と呼ばれる名作を何度も読んだほうがいいくらいです。