こんにちは。
旅館は泊まったことがあるけれども、民宿ってどんなとこ?という方はけっこう多いのではないでしょうか。
私もそのくちだったのですが、一度だけ、社員旅行で民宿に泊まったことがあるので、その時の経験をお話しましょう。
まず、規模が小さく建物の外観が普通の民家と変わりませんでした。したがって、最寄駅を降りて、地元の人に場所を聞いてもその民宿のことを知りませんでした。
なんとかたどり着くと、和服を着た女将や制服姿の従業員が出迎えるのではなく、そこの家の夫婦が台所仕事や庭仕事をするような格好のまま出てきました。
他に従業員らしき人は見かけず、夫婦二人と子供で全てをやっている様子でした。
(ただし、「○○旅館」の名がつくところでも、夫婦二人でやっている様子のところがありました。(季節外れのせいもありましたが))
一息つくと、風呂に入ります。
旅館だと手ぬぐい、歯ブラシが用意してあったりしますが、そこは自分達で持ってこなければいけませんでした。
ちなみに、浴衣は貸してくれました。
(宿の浴衣は湯冷めをするので、普段使っている寝間着を持って行くとよいでしょう…と、ライフカテの大家の意見(笑))
風呂の湯は天然の温泉なのだそうですが、風呂場は普通の家のより少し大きい程度でした。
旅館の大浴場と違い、家で風呂に入っているような気分になります。民宿ならではですね。
楽しみなのは何と言っても食事ですが、のんびりしてはいられません。配膳と片付けは自分達でやりました。
(これは私達が大人数だったせいもあります)
一階の調理場から二階の部屋まで、料理がどっさりのった重い箱を持って、狭い階段を何度か往復しました。料理をお膳に並べるのも自分達です。
この一連の作業でお腹が減るので、料理がおいしく食べられます。なかなか気の利いたサービスと言えるでしょう。
料理は満足のいくものでしたが、食事が終わったら、食器や食べ残しを調理場まで自分達で下げなければいけませんでした。
これは食後の腹ごなしに最適。やはり、旅館では考えられないサービスです。
布団の上げ下げも自分達でやりましたが、これは、民宿ならではなのか、旅館でも大部屋だとそうなのか、その辺はいまいちわかりません。
それから、これはすごく重要なことだと思うのですが、一般的な旅館にくらべて料金がかなり安かった、らしい。
だいたいこんなところです。
しかし、私のたった一度の経験、しかも大人数での経験が、他の民宿にどれだけあてはまるのかはわかりません。その辺はご承知おきください。
では、良いご旅行を。
お礼
こんばんは。回答ありがとうございます。サイト参考になりました。法律的な区分とは分かりやすいですね。回答者さんが専門家というのが気になります(笑)。参考になりました☆☆