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音叉の基準はどこから?
- 楽器の音を調律、チューニングするために使う音叉の、振動数の基準はどこから取っているのでしょうか?
- たとえばA=440の音叉を作るとして、できあがった音叉が440Hzであるかどうかの確認はどうやっているのでしょうか。
- 音叉が生まれた当時はどのようにして指定したピッチの音叉を作ることができたのでしょうか?
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はじめまして♪ まず、音叉の規準周波数が440Hzに成る以前から用いられていた。という事を理解して下さい。 古い歴史背景の中にはいろいろ違う物が用いられていた。という現実もあるのです。 さて、製造した音叉の周波数が、現代では標準とされる440Hzに有っているかどうか?は、規準と成る音叉と鳴らして、誤差があれば修正、補正する。という事です。 微妙に周波数が違うと「音のうねり」が感じられますので、職人さんが聴き分けて加工、再確認。という事を繰り返します。 高価な「精密調音」された物は、±0.05Hzの誤差(うねりが20秒に1回ていど)まで造り込みを行ないます。 また、音叉も物理的現象の1つなので、温度等の環境による影響を受けます。 そのため、あまり細かい部分を言い出すと、本来の測定や検査環境と違うなら、大元の基準器ですら誤差がある。と言う事に成ります。 もっとも、1939年だかに決められた「a音=440Hz」という規準も、今では一般的なオーケストラ演奏でも使われない事が多く成っているのも現実です。 (多くは、442Hzとか、少し高いピッチが多用されています。) 現代の電子キーボードや、コンピューター内で再現される合成音は、440Hzを規準としているので、実際のオーケストラとのセッションなどでは、調律を簡単に変更出来にくいハープやピアノが組み合わさった場合、かなり違和感が出てしまう演奏に成るケースもあるようです。 あまり、科学的な数値だけで考えるよりも、全体での整合性を優先させた方が、感性領域で感じる音楽表現には、より良いのでは無いか?と思います。 困った事に、物理的に存在するピアノやハープのチューニングを変更するのはとtれも難しく、それ以上にシンセサイザーなどの電子合成音の規準チューニングを変更するのも非常に難しい。。。という事で、これらが組み合わされた楽曲の多くは、なんだか違和感を感じてしまう。。。という事もたまに在るのですが、感じるかどうかも「ひとによる」のでしょうか。。。 私自身は「基音」のズレによるウネリは在る程度許容しますが、倍音成分のハーモニクスでの大きなズレは大嫌い。 って、かなり個人的間隔ですけれど(苦笑) 大元の基本周波数を決めるのは、単純な共鳴現象音。 単純で単音しか出ない様な「笛」 基本的に太さと長さで音程は決ってしまいますし、当然の事ですがどんな素材であっても温度や湿度どの影響は在りますが、おおよそ変化無し。という事で規準に出来たのです。それを元に、もっとダレもが活用出来やすく考案されたのが「音叉」です。 私の様な一般人にはムリですが、ごく一部の職人さんには規準周波数とズレた時を敏感に感じ取れる人が居るので、そう言う人の感覚を元に測定技術も進化した結果、今では工業製品としての一定の誤差内に収まる事で量産している比較的安価に入手出来る音叉が、とても便利な場面も多いのでしょう。
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- stray-dog1990
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ピアノの調律師の方が、ラの音を決めてそこから1音ずつ決めていく、とテレビで言ってました。 絶対音感よりセンスだといってました。 アーティストの調律は音質や鍵盤のタッチまでチューニングするそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 失礼を承知で申し上げますと、テレビで言われていたことは正しくありません。 ピアノの調律はセンスでもなく、絶対音感も必要ありません。一つラの音を音叉でとったら、あとは音の周波数の差をうなりとして聞き分けて合わせていきます。
- okok456
- ベストアンサー率43% (2746/6352)
追伸 まったくの余談です。 >A=440の音叉を作るとして から 何故 合わせる音は「ラ」 で検索してみました。 https://www.musision.jp/blog/entry-86387/ 何故440Hz で検索してみると https://ameblo.jp/livoon/entry-11283762349.html 規格には国家間や企業間の競争があったりしますね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8F%E6%A0%BC%E4%BA%89%E3%81%84 鯨尺と曲尺の 一尺の長さが異なることを思い出しました。 http://www.ymds.co.jp/blog/2012/11/post-99.html
- okok456
- ベストアンサー率43% (2746/6352)
周波数測定器 専用のマイクとスペクトラム・アナライザ で測定するのでしょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6 スマートフォンのアプリケーションソフトもあるようです。 https://play.google.com/store/apps/details?id=my.sample&hl=ja >音叉が生まれた当時はどのようにして・・・・ 同じ周波数の音叉ならば共鳴します。 https://www.youtube.com/watch?v=cVhWB3IniBo http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/koyuu/kyousinn.html ギターは音叉を利用し5弦(ラ)を共鳴させチューニングできるようです。 http://1stguitar.husuma.com/menu2/onsa.html
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、音叉が作られた当時、共鳴させる音叉もなにを基準に周波数を決めて作られたのかがわかりません...。笛やモノコードなど、別の楽器を基準にしたのでしょうか?
- tanakanono
- ベストアンサー率24% (134/553)
測定器がないころは絶対音感で調整していたのではないでしょうか? というかそれしかないと思います。 以下が参考になると思います。 http://www.asj.gr.jp/qanda/answer/71.html
お礼
とても丁寧な回答ありがとうございます。 もっと言うと、その「基準となる音叉」がどうやって作られているのかが気になります...。 やはり笛やモノコードなど、別の楽器を基準にしたのでしょうか? 音楽表現よりも、ヘルツは一秒間に振動する回数なので、物理現象として気になったので質問しました。