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ノイズフィルターの取付位置による効果
- CCDカメラとパソコン本体を接続するケーブルの片側だけにノイズフィルターが付いています。
- 本来のノイズフィルターの効果を得るには、PC入力直前にノイズフィルターがくるように接続する方法が正しいのでしょうか?それともケーブル間のどこの位置にあっても関係がないのでしょうか?
- 気になって調べてみたのですが、明確な答えが得られませんでした。詳しい方がいらっしゃいましたら回答お願い致します。
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通信ケーブルのノイズフィルタ(=フェライトコア)はグランドループによるコモンモードノイズに対して、インピーダンスを増加させて、ノイズの吸収、および、輻射を低減させるものです。 ですので、基本はどっち側でも変わらないと思います。 http://www.tdk.co.jp/techmag/inductive/200901/index2.htm
本件のノイズフィルタとは何か?が問題なのですが、恐らく↓のようなヤツ http://www2.elecom.co.jp/cable/usb/u2c-bf/bk/ 1個しか付けないなら、基本原則的にはパソコンの近く http://www.tdk.co.jp/techmag/emc/200501/index.htm
お礼
はい。そのようなノイズフィルタです。 回答ありがとうございました。 実際に比べてみると、パソコンに近い側の接続の方が映りが良いような気がしました。
接続するケーブルが雑音を放射するアンテナとして作用する可能性がある ことを考慮すると、雑音を出す側にノイズフィルタを設けるのが理にかなっ ていると思います。 とはいうものの、上記の理屈通りにはならないことがあります。 (1) 情報の通信は、一方通行ではなく、双方向であること (2) ケーブルの長さ、ケーブルの特性インピーダンス、ケーブルのシールド 効果、雑音の周波数、送受信端のインピーダンスなどによって、雑音防止 フィルタの効果は異なり、最も効果を発揮する装着位置も異なる可能性が あること 上記のような事情があるので、接続する機器の特性をきちんと把握した上で 設計者が推奨する位置にノイズフィルタを設けるのはよしとして、 その他の場合は、単純にどちら側に設置するのが良く効くとは言えないと思 います。 web検索で明確な答えがないのは、止むを得ないのが現状でしょう。 ノイズ対策は、「ノイズ」を十羽一絡げに「ノイズ」と扱っては上手に 対処することは難しいものです。ノイズの発生源、ノイズの周波数成分、 発生源のインピーダンス、コモンモードとノーマルモードの関係などを 考慮して低減対応策を検討することが重要と思います。
お礼
回答ありがとうございました。 ノイズ対策も発生源によって、対応も異なり難しそうですね。 実際に比べてみると、パソコンに近い側の接続の方が映りが良いような気がしました。
お礼
回答ありがとうございました。 実際に比べてみると、パソコンに近い側の接続の方が映りが良いような気がしました。気のせいだったのかもしれません。