- 締切済み
焼き入れ鋼の切断方法
- 焼き入れ鋼のギアを精密切断砥石を使用し湿式で切断しています。
- 切り始めは問題ないのですが、ある程度切断したところで砥石が割れてしまいます。
- 焼き入れ鋼を切ると、どうしても切断した箇所が締まるようです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
他の方法であれば、URLの記載内容が参考になりますよ。 それなら、他の回答者さんが記載されている、砥石割れの原因をなくするや軽減するカットをする。 ? 砥石径を大きくしない、しないで切断できる方法にする 焼き入れ鋼ギアの方も簡易的に動かして、切り込みが浅くてもカットできるようにする ? 焼き入れ鋼ギアの固定は確りとしているでしょうが、更に剛性を高めギヤが微小びびり しないようにする(砥石の方も同く全体の剛性を高め、微小びびりしないようにする) ですかね。
砥石の選定は間違っていないのでしょうか? http://www.heiwa-tec.co.jp/system/contents/8/ 使ってる砥石が↑ここの物かどうか分かりませんが、 平和テクニカの砥石ですと焼入れ鋼にはWAではなく、 A100N、HA100J、NA100J、31-Aなどの方が適しているようですが。 他社メーカーの物でもいま一度適用材種を確認された方が良いかと思います。 その上で、回答(1)さんも仰っていますが、切断径が大きくなると 接触長さが長くなって来て負担が掛かるので、一定速度ではなく 一定荷重で切るようにしたり、 可能であればワークを回転させて切断するとだいぶ容易に 切れるようになると思います。 弊社では基本的に少量を手作業にて切断する用途でしか使っていませんが 大径の物を切る際には切断抵抗にて自転する治具を取り付けて使っています。 今まで特に“締まってきて割れる”という事を経験していません... 市販では無いんじゃないでしょうか。危ないので。なので自作です。 自転させるという事はダウンカットになるので実は危険です。 過負荷になった時に食い込む方向に回るので。 出来るならモータ付けてアップカットになるように強制回転が望ましいです。
お礼
やはり、切断径が大きいと負荷がかなり大きくなるようですね。 ”切断抵抗にて自転する治具を取り付けて使っています。”というのは初めて聞いたのでイメージ出来ないのですが、市販のもので売っているのでしょうか? 自作する腕がないので回転治具は難しいですが、治具は一度見直そうと思います。
切れなくなる理由。鋸でいうアサリ、砥石先端が摩耗して中程が当るようになると http://www.monotsukuri.net/wbt/wbt_daiku/d0235/d0235p11.jpg >切断部が締まり砥石が挟まれ割れている 機械と砥石によっては側面の中程を削るドレッシングで再生できるが、普通は難しいので使い捨て。 ワイヤカットに依頼する方が早いです。鋼種と焼入には関係なく切れます。 超砥粒cBN メタルボンド切断砥石 http://item.rakuten.co.jp/sankei-ss/aq144-4/ 高い!! 砥石メーカー直でも半値にはならないかも ダイヤは硬脆材に適するが鉄には弱く、cBNは焼入鋼用ともいえます。 WA は一応鉄用。最適なものがあっても、摩耗はそれほど改善されないのでは。 ギアに焼入れは常識だろに、バンドソーで切れれば誰も悩まない。 カットの目的は浸炭深さ、焼入深さとかの試料を得ることでは? ワイヤカットは一般に使う方法と思います。 https://kaken.nii.ac.jp/d/p/24560095/2012/11/ja.ja.html バイクの変速ギアを模擬した中央環状切欠きを有する円筒試験片を作製し,浸炭焼入と炉冷した 円筒試験片から炭素濃度勾配を代表する薄片試験片をワイヤー放電加工により切出した..... 歯の一部だけを自在に切れるのもメリット。 ワイヤカットの賃加工屋さんは結構あります。 中国製の低価格品は3,4百万? http://www.stgjapan.jp/products/wire-cut_machine/index2.html 和製の紛いものでなく、速度は遅いがワイヤーを繰返使用可能など独自技術。
お礼
メタルボンドではやったことがないですが高いですね。 焼き入れ鋼のようなものでも切断できるのでしょうか? 一度試してみたいですね。 cBNはダイヤより安い程度に思ってたんですが、鉄には向いているんですね。無知ですいません。。。 ワイヤカット欲しいですが高そうですね。。。
同じように 切ってましたが テクニックです 円形なので 切削長が一定はなく 徐々に送りを遅くしなければなりません 割れた後かむのは 送りが早すぎ発熱し 割れたとき縮むので噛みます のこで木を切っているうちに噛むのとメカニズムが違います 神経を集中して 徐々に遅くいってください 楔 出てくると思ったが 楔じゃないよ(そう釘を打っていたが) 砥石なんで側面も削ってる←切削速度のものすごく遅くしないとダメ のこぎりは側面を削ってないので締まる
お礼
詳しいご説明有難うございます。 切断が進むと側面を削る面が多くなるので負荷も大きくなるということですね。 今は機械の自動送りで切断しているのですが、最遅でしても砥石が割れてしまいます。0.2mm/sec程度と思います。肉厚のものは機械に頼らず手動切りで腕を磨くしかないんですね。。。
お礼
次回の装置更新時に検討したいと思います。ただ、お金がないので厳しそうです。。。 確かに、砥石のブレも関係あるかもしれませんね。砥石の固定フランジの径を大きくするぐらいは出来るのでやってみようと思います。