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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:HSKとCAPTOのメリット、デメリット)

HSKとCAPTOのメリット、デメリット

このQ&Aのポイント
  • HSK-A63とCAPTO C6の複合加工機の主軸形状について、メリットとデメリットを解説します。
  • HSK-A63とCAPTO C6は、複合加工機の主軸形状の一つです。それぞれにはメリットとデメリットがあります。
  • HSK-A63とCAPTO C6を比較して、複合加工機の主軸形状を選ぶ際のポイントや注意点をまとめました。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

HSKのメリットはコストと入手性。 特にマシニングセンタと共有化が図れるのが大きい。 ホルダ自体はあってもそもそもCAPTOを採用したマシニングセンタが殆ど存在しないので。 コレット等の資産活用もHSKの方が有利。 旋削用のツーリングは旋削工具を出している国内主要メーカーが出しているので、 それらで良ければ入手はし易い。 CAPTOは精度・剛性面でHSKより有利。 また高圧クーラントを活用するツーリング(コロターンHPやJetStreamTooling等) もHSKには無い利点。(ここの性能差は大きい) 一体型ホルダもHSKより豊富。(剛性とストロークで有利) 一方転削用のツーリングは国内大手では大昭和とアルプスツールくらい? (あとイスカル化したタンガロイ)でやや不利。 海外でも良ければ大手メーカーは一通りカバーしていますが価格と納期がやや心配。 まぁ大昭和があるのでそれで事足りると思いますが。 個人的にはマシニングセンタとの絡みでHSKを既に沢山持ってる場合にはHSK。 そうでないなら複合旋盤にはCAPTOの方が良いと思います。 あとは差額分を性能差で稼げるかどうか。 高圧クーラントのツーリングでついうっかりHSKには無いと書いてしまいましたが HSKでも角バイトで配管さえ繋いであげれば使えなくは無いです。 > >>高圧クーラントを活用するツーリング(コロターンHPやJetStreamTooling等) > > 7MPa以上のスピンドルスルークーラントを装備して、チタン合金や超耐熱合金 > などを加工する場合は威力を発揮します こういう誤解は多いですが、もっと活用の幅は広いです。 初出の頃にその部分を強調しすぎたメーカー側にも 誤解を広める原因の一端はありそうですが。 HSKなどのツーリングにもスピンドルスルークーラントのノズルはありますが それらとコロターンHPなどの高精度クーラント供給システム(以下HPCツーリングと呼ぶ) とでは何が異なるのでしょうか。 もっとも大きな違いは、クーラントを切り屑に向けてピンポイントに 吐出しているかどうか。 一般ツーリングのクーラントノズルはそこまでピンポイントに狙っていないので 外掛けクーラントと実際大差ありません。 外掛けよりは障害物に邪魔され辛いので刃先付近に届きやすいくらい。 しかしそれも外径バイトがダブルクランプを推奨するようになってからは むしろクランプ駒が邪魔するようになってしまい、 一部の製品では却って刃先に届かなくなってしまっている物も。 一方HPCツーリングはクーラントを切り屑に向けてピンポイントで吐出するので、 クーラントによる効果を最大限に発揮できるよう設計されています。 その事による効果の第一は切り屑処理性の改善。 これは難削材に限らず、広く一般材料であってもその効果を得る事が出来ます。 吐出圧は高ければ高い方がより効果的ですが、低圧であっても効果が無い訳ではなく メーカーでは0.5MPaくらいからその効果を確認できるとしています。 私自身が使っていて実感できる所では、だいたい3MPaくらいからでしょうか。 工具の長寿命化や加工条件のアップなどを期待する場合には より高圧が必要となってきますが、切り屑処理性の改善だけでも 生産性は向上するので、高圧クーラント専用の物とは思わない方が良いです。 一般ツーリングとHPCツーリングとを比較した場合、 同じ圧力であればHPCツーリングの方が得られる効果が大きいですし、 同じ効果を得る為にはHPCツーリングの方がより低圧で済みます。 従来システムではクーラントの大半を切り屑処理とは無関係な所に 噴射しているのでエネルギーの無駄遣いです。 機械に高圧クーラントシステムがあるなら、それを有効に活用する為に HPCツーリングの導入をお勧めします。

noname#230358
質問者

お礼

 アドバイス、有り難うございます。 やはりCAPTOが良いのかな~と 決定までにまだ時間があるので、機械メーカーさんでなく、ツーリングメーカーさんにも聞いてみます。  高圧クーラントですが、弊社もマシニング2台、旋盤2台で使用しております。実感として深穴加工には有効、ニッケル合金では正直効果が大きいとは 感じておりません。(おそらく、使い方が下手なので)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

HSK、CAPTO(PSC)とも複合加工機用の主軸として十分な実績と歴史があり、 総合的な性能に大きな差は無いと思われます (自分の勤めている会社では両方使っています) 中○留は、もちろんどちらのシステム共に製造販売実績があります なにも希望しなければ、実績の多いCAPTO(PSC)を奨めると思います 1.HSK  ミーリング用ホルダはHSK-A63タイプを、ターニング用ホルダはHSK-T63  タイプを使用します  A63とT63は殆ど形状が同じですが、後者はターニング加工用に主軸へ装着  した時のキー嵌合部が高精度にできています  ミーリング用のA63はマシニングセンタでも普及しており、ツールホルダ  をあらゆるメーカから入手できることが最大の利点であり、複合加工機  とホルダの共用も可能です  ターニング用のT63も、多くの切削工具メーカやツーリングメーカが供給  しています    使用上、ミーリング工程を重視する場合はHSKが良いかもしれません 2.CAPTO(PSC)  もともとSANDVIK社が開発したシステムで、同社と技術提携したメーカ  のみ、CAPTO C6と表記したツールホルダを商品化しています  上記HSK-Tと同時期にISO規格になり、CAPTO C6 の表記は PSC-63 です 最初はターニング加工用のシステムして開発されたため、SANDVIK社が  豊富な種類のターニング用ホルダを揃えています  また、ここ数年で、PSC-63のミーリング用ホルダを供給するメーカが  増えてきています  使用上、ターニング加工を重視する場合はCAPTO(PSC)が良いかもしれ  ません   >>高圧クーラントを活用するツーリング(コロターンHPやJetStreamTooling等) 7MPa以上のスピンドルスルークーラントを装備して、チタン合金や超耐熱合金 などを加工する場合は威力を発揮します それ以外のスピンドルスルークーラントであれば、HSKの一体型ターニング ツールでも刃先に向けた回路が付いているので、活用できます クーラントの話はさておき、タレット付きの複合加工機の場合、 工具交換可能な主軸はミーリング加工がメインとなるので HSKの方が良いかもしれません タレットにも、クイックチェンジシステムを付けるのであれば、 CAPTO(PSC)に統一した方が良いでしょう

noname#230358
質問者

お礼

適格なアドバイス、有り難うございます。 弊社、現状 HSK対応のマシニング保有しておりませんので、やはりCAPTOの 選択が良いのかと...  但し、下刃物台をオプションにて考えており、あくまでミーリング加工のみ を主軸にてを検討しております。  メーカーさんはやはり、CAPTOを勧めております。

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