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フライス加工抜け際音
- フライス加工の初心者ですが、表面加工のカッターがワークから抜け際時にギヤーの音がします
- ギヤーの音であれば多少なりとも加工表面に影響が出ていると思いますが、見た目には大きな影響はなさそうです
- 使用している機械は汎用フライスですが、マシニングでも同じ症状が出るのか気になります
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ダウンカットになって起きるのでしょう。 図のように削る幅が小さいなら終始どちらかだけ。 全幅近くを削るとアップカット。しかし終り際では中ほどが無くなり片方ずつアップ/ダウンとなり両者が釣合ってもダウンカット同様となる。 アップカットなら工具は押されギアも押されるが、ダウンカットでは引込れになり、主軸回転とテーブル送りが断続して振動が発生。 これは主軸軸受、ギア、テーブル摺動面、送りねじの各部にガタがあれば酷くなるが、少なければ目立たない。 ガタのある古い機械では引込れを抑えるブレーキを掛けるのが対症療法。小型機械では主軸を手で押さえるとガタガタ音は収まるし(巻込み危険!!)、テーブルにロックがあれば少し効かすと有効。 古い機械では費用面でも補修パーツ入手でも難しいので症状が許せるワークに限って使うことになります。 マシニングでは渦巻状に攻めてアップ/ダウンいずれかだけで加工を終えることも可能です。 主軸ならギア同士のバックラッシュ。加えて軸を止めるキー、セレーションギアのガタも悪さするし、これはベルトプーリでも起きます。
アヤメ出てますか? 画像がないので http://www.nc-net.com/knowledge/morilog/detail/15649/ 抜けぎわは たわみが戻るので 音が変わる
抜け際だけでなく加工を開始する前、すなわち無負荷空転のときも ガラガラ音がすれば、それはおっしゃる通りキアの音です。 ギアの噛み合わせに多少の遊び(ガタ)があり、空転時にその影響で ガラガラと音がします。加工中は負荷が掛かり音はしません。 一般的には先輩のおっしゃるように大きな実害はありません。 念のため、潤滑油がギアにきちんと供給されているかどうか確認して 下さい。 因みに、20年以上前に某メーカの立形マシニングセンタも、ガラガラ音 がでており、時たまユーザより指摘を受けて、必死に改善に努めました が直りませんでした。その影響でギアが欠けたり加工面に悪影響を及ぼ したことはありませんでした。 (最終的には某部位に設計指示ミスが見つかり改善しました) 現在、ギアを内蔵しているマシニングセンタは少なくなりました。 某メーカの話は極端な例で、今現在販売されているギア式主軸の マシニングセンタで、ガラガラ音が発生するものは殆ど無いと思い ます。 また、ご使用の汎用フライスはかなり使い込んだ古い年式のものと 推察いたしますが如何でしょうか?
補足
ありがとうございました。勉強になりました。テーブルはブレーキでなくバックラッシュを減らす機構が有るようで、やってみましたが効果は有りませんでした。