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トップランナーモーターについての質問
- 製品の原動機に減速機付き電動機を使用している弊社から、トップランナーモーターの通知を受けました。しかし、トップランナーモーターは定格電流や始動電流が高く、電源容量の変更が必要なのか疑問です。
- 弊社で製造している地下建機では、予期せぬ岩石などに遭遇した場合に完全にロックすることがあります。従来のモーターでは、お客様には定格電流の4倍の電源容量を用意してもらっていました。しかし、トップランナーモーターに変更する場合、電源容量も変更する必要があるのでしょうか?
- トップランナーモーターと旧モーターを比較すると、トップランナーモーターの定格電流や始動電流が高いことがわかります。具体的な数値で言うと、22kW 4p AC400V 50Hzの場合、定格電流はトップランナーモーターが43.9A、旧モーターが39.3Aです。トップランナーモーターに変更する場合、始動電流値が1.35倍になるため、電源容量の計算方法はどうなるのでしょうか?
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22kW 4p AC400V(トップランナーモーター/旧モーター)に対して 始動電流 261A/351Aと記載なさっていますが、これに基けば トップランナーモーターの方が、始動電流が少ないように思えます。 トップランナーモーターの始動電流値が1.35倍との記述と矛盾する ように感じますが、どちらか入れ替わったのでしょうか? ちょっと検索したところ、従来のものよりトップランナーモーターの方が 始動電流が大きいことがわかりました。 http://www.fujielectric.co.jp/fcs/news/2014/141015.html 上記のURLに記載の通り、MCCBとELCB(ブレーカ)の選定を見直しする必要 があることは間違いなさそうですが、負荷のイナーシャが大きく、始動時間 が極端に長いようなことがなければ、変電設備(トランス等)の容量は従来 のままで問題ないと思います。
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私は某減速機大手メーカーのIE3(プレミアム効率)講座を受けました。 実際に使う段になり改めて機械側で高効率になった分,許容応力の余裕を幾分 ハード側で見無ければならないと感じている。更に定格回転数も少し早かった 記憶があります。これをクリヤできないならばトルクリミターやショックリレー などの2重・3重の過負荷保護装置を付けるべきであろう。さもないと壊れるかも 問題は始動時のトルクも大きくなる。回答(1)の言われる300%以上にもなるから 起動して瞬時の完全ロックになるとサーマルも役に立たないだろうし、しかるに インバータやショックリレーなどで短時間の渦電流にどう対処すべきかだろうか そうそう伝動チェーンや伝動ベルトも余り大きなものにしない適度なものに するべきだろう。尤も電動機自体をハードにマッチしないような大き目にする ことで過負荷保護がなければ確実に機械の破損に繋がるのをよく目にする。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 弊社の場合、修理で減速機付き電動機のみ交換と言う場合もあり、対応に苦慮しております。
> 不思議な事にトップランナー仕様の方が、定格電流や始動電流が高いのです。 (資料としては古いが、)参考URL PDFの7P 「トップランナーモータ採用に当たり、特にリプレース時には次の点にご注意ください。」
お礼
資料、有難うございました。 客先への説明に利用させていただきます。
2.2kw以下の小型ならともかくとして 中型以上のモータなら金額もデカイのでこのような掲示板情報に頼らずメーカに聞くベシ 間違っても三菱電機のモータを使ってるのに日立に聞くようなマネはしないように 三菱電機モータを使ってるなら三菱電機以外に聞くべきところは存在しない http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/i_motor/items/toprunner/index.html http://www.fujielectric.co.jp/products/motor/products/toprunner.html http://www.hitachi-ies.co.jp/products/motor/neo100premium/index.htm http://www.toshiba-tips.co.jp/products/motor/basic/ 減速機メーカがモータ付きで販売してる場合は 減速機に付属してるモータメーカに聞きましょう 減速機メーカに聞いたとしても「モータメーカに聞いて下さい」以上の答えは期待できない 尚、一般論としてですが >不思議な事にトップランナー仕様の方が、定格電流や始動電流が高いのです。 あくまで出力電流はモータ単体で決まるのではなくて、負荷が要求するだけ流れるのです モータ単体の無負荷で331%トルクが出るのではありません 従来のモータより新型モータは効率が良くなって 「262%しか出せなかったのが、331%まで出せるようになった」 と、解釈できます 因みに、昔から言われる事ですが「誘導モータの突入電流は6倍以上流れる」 http://electric-facilities.jp/denki4/shidou.html つまり、従来モータでも短時間なら600%以上出せたのです <但し、その時間はせいぜい数秒以内に限る 262%はもっと長くて1分程度 新型は331%出したまま1分以上耐えてくれる、と言う意味に成ります サーマルリレーの特性表 http://www.jeea.or.jp/course/contents/08203/ これは、従来モータの特性表ですが 200%出したまま1分以上経つとモータが過熱する恐れがあるのでトリップ停止させるのです 新型モータなら300%で1分以上耐えてくれるのでダイヤルを少し上げれる
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 客先への説明に、この資料を使わしていただきます。