- ベストアンサー
圧力対気体の誘電率についての疑問
- 圧縮された気体の誘電率について調査
- 気圧を上げると誘電率は変化するのか?
- 酸素、水素、窒素の気圧変化による誘電率の影響
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
検索した結果からの推測で回答します。 参考URLによれば、お問い合わせの気体の比誘電率は次のとおりです。 物質 比誘電率 @1atm 水素 1+2.72e-4 = 1.000272 窒素 1+5.47e-4 = 1.000547 酸素 1+4.94e-4 = 1.000494 気体の密度に従って誘電率が変化すると考えれば、圧力に応じた比誘電率は 次のように推定できそうす。 物質 比誘電率 圧力 @1atm @2atm @5atm @10atm 水素 1.000272 1.000544 1.001360 1.002720 窒素 1.000547 1.001094 1.002735 1.005470 酸素 1.000494 1.000988 1.002470 1.004940 回答(2)さんのご心配 標準(空気)キャパシタの気圧係数 空気の比誘電率 +0.53ppm/hPa ガス封入形標準キャパシタ・・・・・単位を/100hPaから/hPaに換算 -0.018ppm/hPa、-0.003ppm/hPa 空気キャパシタは、誘電率が空気の密度に依存するので、気圧の影響を受 けて当然。 ガス封入形の密閉キャパシタは、見かけ上係数の正負が異なってはいますが、 密閉構造なので、気圧の影響を殆ど受けないと解釈すれば納得できると思い ます。 回答(2)さんご紹介のデータ 空気キャパシタの気圧係数 +0.53ppm/hPa 私の回答 物質 比誘電率 圧力 @1atm @2atm 気圧係数 窒素 1.000547 1.001094 574 ppm/atm 酸素 1.000494 1.000988 494 ppm/atm 空気は、窒素80%、酸素20%の混合物であることを考慮すると 574 ppm/atm×0.8+494 ppm/atm×0.2=558 ppm/atm 1atm(1気圧)=1013hPaなので、 588 ppm/atm=0.58 ppm/hPa 「0.53 ppm/hPa」と「0.58 ppm/hPa」十分合理的に整合した値と思います。
その他の回答 (1)
標準(空気)キャパシタの気圧係数 長野県工業技術総合センター https://www.nmij.jp/~nmijclub/teishuha/docimgs/nagano.pdf 空気の比誘電率 (23℃、50%RH基準)+0.53ppm/hPa 適用範囲は不明で元資料を辿る必要。目的から大気圧付近と思われ。 同所が所有する上位標準器:ガス封入形標準キャパシタは温度係数が逆。 http://www.gitc.pref.nagano.lg.jp/pdf/H19kenho/2-8-3.pdf -1.8ppm/100hPa、-0.3ppm/100hPa 寸法が気圧に影響され僅か逆方向の係数。 標準器でこうなので、一般条件では構造の影響と温度変動も加わり、上記の係数の通りにはならないでしょう。 ガス封入形標準キャパシタは温度係数が逆 × 気圧係数 〇
お礼
回答ありがとうございました。この辺の物理的な知識が無く困っていましたので助かりました。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます。この数値であれば体制に影響がなさそうです。後は現物で再度確認したいと思います。ありがとうございました。