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アルミナ(セラミックス)の高温引張り強度
- アルミナ(セラミックス)の高温引張り強度を調査中です
- 縦軸に引張り強度(0~2000MPa間) 横軸に温度(0~800°C間)のデーターが入手できるサイトを探しています
- 製造メーカーにも聞いているが、参考になる情報が得られていません
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ちょこっとネット検索してみました。 参考URLの図2に、曲げ強度の温度特性が示されています。 800℃程度までは常温と変わらない値を保ち、それ以上の温度で急激に 低下するようです。 この傾向は。回答(1)さんの示された次の参考資料p.2/8の“高温特性”に 示されたグラフと一致しています。 http://www.kyocera.co.jp/prdct/fc/product/pdf/material.pdf 曲げ強度と引張り強度の換算は、回答(1)さんの示された2番目の参考資料 表中の力学特性に、曲げ強度と引張り強度が併記されていますので参考に なると思います。 単位がpsiで記載されていますが、1psi=6.895 kPaで換算できます。
その他の回答 (3)
データは回答(1)(3)のもので妥当と思います。 回答(2)の曲げ強さと引張強さの関係について蛇足 セラミックスは曲げ強さで測り、引張強さは試験がバラツキ難しいのであまり使われなかったが、JISでは比較的新しく引張試験も導入されてます。 JISR1601 曲げ強さ試験 1981 JISR1606 引張強さ試験 1990 http://www.engm.mtr.osakafu-u.ac.jp/research/strength-ja.pdf 4. 破壊と靭性 (1) 破壊現象 金属材料の強さは試片の寸法にほとんどよらない.これに 対し,セラミックスやガラスを引張試験すると,破断強度は 試料が太いほど低くなる.すなわち,より小さなひずみで破 断してしまう.これは,これらの脆い材料は試片の表面ある いは内部に潜在する小さな割れによって確率的に破断する ことを示している. 材料中あるいは表面にはいろいろな過程で生じた傷や割れ などの欠陥が数多く存在するが,ある面積あるいはある体積 あたり一定の数の欠陥があるとすると,総面積あるいは 体積が大きいほど欠陥の総数は多くなる. それらの中のどれか一つが負荷によって成長したときに急速な 破壊がおこるものとすると,欠陥の総数が多いほど破壊しや すくなると考えられる. 構造用セラミックスの引張強さ http://ci.nii.ac.jp/naid/110002301746 Table ? Bending and tensil strength of various materials 曲げ強さσb/引張り強さσt ≒ 1.4~1.7 両者の関係は実物のサイズと出来具合に左右されるということ。 金属の場合は 曲げ強さ=引張強さ とやってしまうが、これも曲げの前提、中立線から対称に圧縮/引張が作用 を逸れだすとそうならないです。
お礼
大変わかりやすいかつ詳しい補足を頂きありがとうございます。 今まで詳しく調査したことがなかったので、改めて調べてみるきっかけができました。有難うございました。今後もよろしくお願いいたします。
製造メーカーに保証的なデータでなく、参考値的なデータでもよいのでと、云ってから 再度確認してみてください。 また、製造メーカーも、京セラさんや日本ガイシさん等の色々な処に、同様の確認を してみてください。
お礼
参考値的なデータで製造メーカー(京セラ・日本ガイシ等)に確認中です。 おそらく頂けるかとおもいます。 大変参考になりました。有難うございます。
200℃を越えると急冷時の熱衝撃の低下が認められます。注意が必要です。 一般的にカタログでは機械的強度は曲げ強度で表示されています。これを引張 強度に換算することができます。以下参考にしてください。 (物性) http://www.kyocera.co.jp/prdct/fc/product/pdf/material.pdf http://www.earthwaterfire.com/japanese/pdf_library/material_alumina.pdf (温度依存性) http://ci.nii.ac.jp/naid/110002371587
お礼
早速の回答有難う御座いました。カタログでは曲げ強度ということをはじめて知りました。換算方法がいまいちわからないので例で教えていただけると幸いです。御願い致します。
お礼
大変参考になる資料を検索していただきありがとうございました。 調べたかったことがわかり、役立ちました。 有難うございます。