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アクリル毛糸(黒)が色落ちするのですが堅牢度を高める方法は有りますか?
- アクリル毛糸(黒)を使用して帽子を生産したいのですが、洗濯堅牢度3級以上の基準をクリアできず困っています。
- 現在の洗濯堅牢度は2~3級で、200度の恒温室で処理したり、日光に照射したりしても結果は改善されません。
- 堅牢度を高めるための効果的な方法を教えていただけると助かります。
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御使用の材料は、中国輸入品では無いでしょうか? 私が以前勤務した新潟県に有る染色メーカーや他の染色メーカー共に中国製製品に押され工場を閉鎖しております。 日本メーカー製で有れば、仕入れ先の日本メーカーに事情を話す事で解決すると思いますが、中国メーカー製の場合困難です。 弊社は、現在機械修理を中国で行っておりますので、中国メーカーの実態を良く理解しております。 また、御社が購入している販売店が日本メーカーでも、輸入している場合独自でメーカーから仕入れていると言う事は少なく、多くの場合中国商社が代行している場合が多い状態です。 以前は、問題なかったと言う場合、価格の問題等から仕入れ先が変わっている場合があります。 確実の方法は、仕入れ先と共に工場を訪問し製作工程等の確認を行う事で実態が解る事と、改善を求める等が可能となります。 製品に仕上がった物は、どうすると良いかという場合、製品の染料を落とす処理を行います、この作業で染料が落ちない用にする薬品も同時に落ちます、製品を染色します。 しかし問題となるのが、製品の糸が弱くなる事と追加の工程単価が増すことです。 これ等の処理を行っても利益が有る場合は良いのですが・・・・・ 一番の近道は、仕入れた商品の洗浄テストで不合格の製品は使用しない。 仕入れ先に、現在の物しか無い場合、仕入れ先を変更する。 中国からの輸入の場合、必ず製作を行う工場を確認して下さい。 場合によっては、日本で禁止された薬品を使用している場合もあります。 以上です。 他に疑問がありましたら補足でお願いいたします。
染色技術の下地処理や洗浄、定着処理、等々を確認してみてください。 繊維の街、中国が漢の時代から織物を作っていた吉備の穴(中)海の大きな島、へ行ってみて 確認するのも気分転換かな?
アクリルに係らず色の濃い糸は色落ちがあります。 糸を染色する方法も様々ですが、アクリルを含め科学繊維の場合、真空窯や圧力窯で染料を糸の内部に浸透させるのですが、洗浄すると色落ちで希望する色に達しない場合がある為、色の確認は念入りに行います。この処理後に繰り返し洗浄後に色止め処理を行います。 色のは、ある程度落ちても、販売後の色落ちを避けたい場合、繊維内の汚れや染料を落とす、繊維専用の洗浄機があります。 この洗浄機を使用し洗浄した場合、一般家庭での洗浄程度では色落ちしません。 小松原の洗浄機は、繊維を洗浄する時に振動加えて洗浄を行うタイプの洗浄機です、 構造は、菊型ローダーを回転し洗浄水に波動を発生させます。 振動の周波数は、30~90Hzです。 通常は織物で使用しますが。糸の束(連続した糸)、加工を終了したピースでも使用が可能の製品です。 (もっと詳しくご説明したいのですが、絵を描く事ができずごめんなさい) 洗浄機の種類と特徴 ◎ FV洗浄機 振動数30~90Hz(1秒間に30~90回振動する) 振動幅 Max20000μm (20mm) 用途 織物、不織物(糸)ビス品のような軟らかい物に威力を発揮します。 高周波は、振動幅が小さい為、ワークに吸収され殆ど効果が出ません。 その他 振動幅が大きいとパワーが強くなる ○ 超音波洗浄機 振動幅 2000~30000Hz(1秒間に2000~30000振動する) 振動幅 数μm 0.00数mm 用途 眼鏡、金属のような振動が伝わっても反発されない物に適する その他 発信装置が小型で取り付けが容易です。 ○ 中間領城 振動数 数百Hz又は数千Hz 振動幅 FVではパワーが強すぎてワークの破損をきたすものに適しています。 超音波は、超音波が弱すぎて効果が無い物に適する その他 この範囲の洗浄機は、現在市場に無く洗浄機メーカーに注文し製作する機械です。
お礼
早速ご回答頂き有難うございます。 こちらでの事前テストでも洗浄が一番効果が有りましたので毛糸メーカーに洗浄するように指示しております。 この洗浄機と言うのは具体的にどういうものなのか、その際に使用する洗浄剤等ももし判れば教えて頂けると助かります。