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M12*1.25ネジゲージの止まりが入ってしまいます
- M12*1.25のネジを26箇所加工していますが、全てのネジ穴が止まりが入ってしまいます。
- 加工条件や機械精度など様々な原因を調査しましたが、明確な原因が判明していません。
- 一時的にオートタッパーを使用しているが、他の問題があるのか懸念しています。
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ATC後の連続26箇所だけが全滅という事とシンクロタップを使用という点から やはり「ゴミ噛みによる振れが原因で拡大した」というのが最も疑わしいです。 普通のタップは外周マージンでガイドするので多少の振れがあっても倣ってくれますが、 シンクロタップの外周はエキセントリックなのでガイド性が殆どありませんから、 刃が振れてるとそのまま大きく加工され易いです。 ゴミを噛みこんでいたとすればホルダのテーパ(2面拘束ならフランジ部も) に何かしら打痕のような痕跡があるはず。 これが原因だとすれば対策はATC時のゴミ噛みを防ぐ事なので 機械側としてはATC時のエアブローやその周辺 プログラムの方としては、タップより前の工程で切屑を巻き上げて 主軸周りを汚染していないか、などの面をチェックすると良いでしょうか。 ただ単に特別運が悪かっただけという事もありますけど。
回答(2)の工具振れ説が妥当と思います。 >半日後に差し支えない場所に1箇所だけネジ加工をしたら異常ありませんでした 工具交換で直った可能性。 >色々原因調査 しても証拠隠滅され時遅し。 FCDは極少量加工しかやらなく、機械を汚して掃除が面倒と手加工してもスイスイ削れる感覚。 なのでシンクロタップで振れがあるとその分だけガタになり易いでしょう。 下穴径は引掛かり率には効くがネジ溝形状にはさきどではありません。 完全犯罪っぽいが、勿論詳しく痕跡を観察すべきですが、此処みたく「指紋」は残ってないなら、、、再現実験。 シャンクにゴミを噛ませるのは乱暴すぎるのでタップホルダにシムを入れ偏芯させて加工。振れがいくつで実例と同じ不良になるかを突き止める。 これで納得性得られるデータになると思います。
再現性がないのが、かなり厄介な状況と思います。 過去事例で、再現性のあるケースですが、 公差穴大=>工具振れで、 直接原因は、テーパー部のごみ ということがありました。 参考になれば。
何が問題なのかを確認しましょう。 先ず、谷径である内径がNG箇所とGood箇所で異なるか否かを確認することです。 丸棒を削って、NG箇所の谷径である内径のギリギリの通しゲージを作って、Good箇所が 通しになるか止まりになるかを確認します。 それによって、下穴加工時に問題があった可能性が大である判断が付きます。 また、加工順番が判れば、それも判断要因になりますし、形状のどの箇所かでも判断要因に なります。 タップに焼付きの刃的な物が付いたとか、引張の内部応力が発生する箇所では…となね。 もう少し、情報が必要ですね。
お礼
皆さんの色々なアドバイスに感謝します。 ありがとうございました。 下穴径に関しては問題なかったので、主軸等異物かみこみによるタッパーの振れについて調査していきたいと思います。