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プーリによるトルク
- プーリ比によってトルクと回転数が変動します。
- 原動機側:従動側=100:400の場合、トルクは2倍アップし、回転数は2倍ダウンします。
- 伝達率の考え方によると、原動機側:従動機側=100:400の場合、より高いトルクを得られると考えられます。
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基本的にはそれで正しいと思う(プーリ←これが摩擦力伝達式ならば) 原動機の持っているであろう伝達トルクを如何に従動機に伝えるかという意味 においてはベルトコンベヤの駆動プーリをイメージすれば判るが、プーリ径が 大きいほど巻き付け角が増して、伝達トルクも増すことになると普通は思う >100:400 と 50:200 とした場合;50で有っても電動機最大許容トルク を伝達トルクが上回っているならば、何方も同じ。つまり電動機以上のものは 伝えられない。同じならば、ベルトなどの寿命やコストを考慮して選択する これがもしチェインなら巻き付け角による摩擦を左程考えないからチェーンの 寿命や強度面などで選択。ここでは従動側の接線力による曲げも考慮すること になる。従動側を大きくすれば従動軸軸受や軸に加わる負荷は逆に小さくなる
原動機(モータ)のパワー[kW]=回転数[rpm]×トルク[N・m]×定数 の関係式です。(モータのパワーを求める計算式) 因って、貴殿の記述である“トルクは2倍アップ、回転数は1/2にダウンとなる” は正解です。 さて、 ≻ 100:400 と 50:200 とした場合だと、100:400の場合のほうが、ベルトの伝達率が ≻ 高いので、より高いトルクがえられると考えているのですが、この考え方は正しいで ≻ しょうか? 間違いです。同じです。全く同じです。 理由は、比である 100:400 と 50:200 は同じであるので100:400=50:200 です。100:400が大きなプリーを使用する、50:200が小さいプリーを使用する とは決めつけられないからです。 他の回答者さんも含めまして、お礼と評価をして閉じましょう。
伝達率が、どうのこうのと言う前に、 プーリの半径が小さい方が(たとえ最小プーリ径を守ったとしても)、 ベルトの屈曲が大きいので、動力ロスや寿命の点から不利だと思うが、如何? 個人的には、なるべく径を大き目に取る方が好きですな。 あまりでかすぎても、メンテや重量で不利だし・・。 やはり、設計はバランスが大事って思いますよ。
回答(1)呈示の設計資料に全情報が入ってますよ。 設計手順4.ベルト種類別の最小プーリー径 〃 6.軸間距離 〃 7.伝導容量補正係数、接触角度補正係数 〃 ぐらいが、エキスと思われるが、全手順を手抜きしないで設計すると Q5.伝達効率は95~99%程度 だから、それほどシビアに考えることはないでしょう。 ギリギリ設計ではないかという大型機械も見かけますから 変速比のため最小プーリー径を守らないで使ったらどうなるか、、、経験で味付け程度は出来たとしても、効率実測までする人は居ないだろうし 回答(3) >ベルトの屈曲が大きいので、動力ロスや寿命の点から不利だと思うが、如何? 当然ですが・・・・ 『大型機械』と書いたのは昔SW当番が巡ってきていたコンプレッサー。径比が大きく、接触角度が小さい。ベルト本数は3本。大丈夫かナと思ったが、ベルトは定期交換してたせいか殆ど切れず、まぁ大丈夫なんだと思った次第。 設計も設置スペースの方は悩みそうだが、効率95~99%の差を考える価値は低いと思います。心配ならモータなどから見直す方が確実。
概ね正しいと思います。小径の組み合わせの方が軸間距離を小さく取れる 分、接触角を大きく取れます。この点では小径の方が有利ですが、ベルト伝 動は摩擦を利用します。ベルトのテンションはさほど変えられないので、大 径のベルト単位長の伝動動力は制限されます。そのため、結果として大径の 効果のほうが大きく、伝動の総合効率は大径の組み合わせの方が高まりま す。下記資料を参照下さい。