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SAPH440とS15Cの疲労限度と溶接部の影響について
- SAPH440とS15Cの疲労限度について教えてください。
- 溶接部硬度が高くなると疲労限度は上がるのか、それとも下がるのか教えてください。
- グッドマン線図を用いて評価する方法も知りたいです。
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溶接部硬度は高くなっているので、疲労限度も上がりますか?それとももろくなっていますか? 一発衝撃に対する靭性については、その考え方で脆くなっていると言えます。 しかし、強度が高くなるほど疲労限は高くなるはずですが、実際は溶接欠陥(例えばボイド等)により低下します。 溶接部の疲労強度については、学会論文とまで行かなくても、色々と成書がありますので、あたって見られるとよいと思います。
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SAPH440,S15C 名前が違うから別物と考えてるフシがあるが、 http://www.lancemore.jp/eng_database/eng_003.html 強さ 伸び C Si Mn P S S15C (450 28~39) 0.13~0.18 0.15~0.35 0.3~0.6 ≦0.030 ≦0.035 SAPH440 >440 29~34 - - - ≦0.04 ≦0.04 成分は区別できないし、強さ/伸びの比較でもほぼ同じ。 S15C は成分を規定し、強さ/伸びを不問とする。SAPH440 は逆に P S 不純物量は規定するがC量は不問で、強さ/伸びを規定している。 なので両者の素材強度を区別する意味は無い。その溶接部分の強度如何がはるかに効く。 加えてSAPH440は板、S15Cは丸棒か何か、それを溶接する箇所が最大応力になることが多いはず。 溶接継手の強度と設計 http://www.st.nagasaki-u.ac.jp/ken/matsuda/lecture/steel_st/ohp-12.pdf >>溶接部硬度は高くなっていれば、、、もろくなっている<< バラツキもあって、素材並みまで引き上げるのはナカナカに難しい
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アドバイスありがとうございます。 溶接部はやはりもろいようですね。
疲労限度については実データにより描いたSN曲線から判断するのがベスト だと思います。データはNIMS(物質・材料研究機構)に登録すれば、閲覧でき ます。 疲労強度は応力集中要素、板厚や表面性状の影響を受けるので、現品での 試験データに基づくのが良いですが、疲労のデータは収集は時間が掛りま す。実設計では計算上の推定をして、何点かのデータ確認評価と言うのが 普通なのでしょうか。 素材そのもののデータはNIMSのデータが参考になりますが、提示の材料の 疲労データは無いようです。 http://smds.nims.go.jp/fatigue/
お礼
やはり実験するのがベストですね。 何か実験データがあればと思ったのですが。
お礼
ありがとうございます。 溶接部について調べてみます。