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NC旋盤のワーク1個当たりのサイクルタイムの決め手
- NC旋盤のワーク1個当たりのサイクルタイムは、プログラムの数とツーリングレイアウトが影響しています。
- サイクルタイムを短縮させるためには、プログラムの数を減らすことや使用するツールを減らすことが重要です。
- これらの要素を最適化することで、NC旋盤のサイクルタイムを短縮することができます。
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定番の手法は、ビデオで1サイクルを撮影してプログラムと 参照しながら対策を複数のメンバーで検討します。 よくよく見てみると、結構無駄な動きをしていることがわかり、 都度プログラムを修正します。 極限まで詰めようとすれば、一皮剥いた加工面への早送りの アプローチは1mm以下にしたりします。 あとは切削条件や工具の改善でしょうか。 例えば日本と欧州における一般的な旋削加工の切削速度は1.5倍 ぐらい違うと言われています。彼の地では年間総労働時間が日本 よりかなり少ないので、加工能率で生産性をカバーしています。 (当然インサートの寿命は低下しますが...) また、外径加工にワイパーインサートを用いて送りをupさせ る(品質=面粗さは維持)とか、ねじ切り加工の繰り返し回数を減 らすとか、油穴付き超硬ドリルを用いてセンタ揉み工程廃止&ノン ステップで穴加工するとかの方策が考えられます。 その他では、CNC旋盤の主軸モータがギアや巻線切り替え式タイプ であれば、切り替えしないように高速or低速のどちらかで加工する 手もあります。 また、クーラントを使用しているのであれば、工程ごとにON-OFFせず に出しっぱなしにしちゃいます。 さらに15年ぐらい前の機械の場合、固定サイクルやマクロを使わずに 直接動作を指令するようなプログラムにすると、一寸した停止時間を 詰めることが可能でした(古い話で恐縮ですが)。 漠然としたご質問でしたので、「答え」ではなく「アドバイス」 しかできず申し訳ございません。 ご質問に「プログラム数」と記されていましたが、上記の通り、 古い制御装置の場合、サブプログラムに飛ばしたりせずに、 1本のプログラムに全ての指令を書き連ねた方が、CNC装置の 無駄な思考時間を削減できました。 (高性能CPUを搭載した最新のCNC装置では解消されているかも...)
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> NC旋盤のワーク1個当たりのサイクルタイムの決め手は何なのでしょうか? 大雑把な質問内容ですね。 さて、 > サイクルタイムを短縮させるにはプログラムの数を減らす YESですが、プログラムの処理スピードは、非常に速いので、あまり意味がない。 無駄なM/Cの動きになるみにであれば、意味はでてきますが…。 要するに、 ? 動作している箇所は、できるだけスピードを上げる工夫をする ? 停止している箇所は、できるだけ停止時間を少なくする工夫をする 停止時間は加工していない時間で、工具の交換や調整時間も含まれます (今回、貴殿が質問した内容に“工具交換等”が含まれているかは推測ですが…) 目でみていけば解ります。 NC旋盤に当てはまるかは?ですが、 ? 停止している箇所は、できるだけ停止時間を少なくする工夫をする に関しての手法は、いくつかのパターンがありますので、経験が必要でしょう。 大雑把なアドバイスになってすまぬ。 間接的なワーク1個当たりのサイクルタイムダウンに、工具(バイト)の交換や調整時間 に短縮も含まれますが、其方の方は含まれないみたいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 大雑把な質問ですいません。難しい問題点などを抜きにサイクルタイムを縮める方法を考えていました。 おっしゃる通り、プログラムの中身のスピード、停止時間、見直してみようと思います。 このサイクルタイムでこれだけ時間をかけないと要求品質は満たせない。じゃあ要求品質をまずは無視してサイクルタイム重視で考えた場合、どこにサイクルタイムを縮められる要素があるのかを考えていました。
決め手といっても色々あります。 プログラムの数、ツーリングレイアウトなどももちろんあります。 決め手という物は各製品によって違ってくるはずです。 情報がすくないので具体的には書けませんが 条件アップ、アプローチの最適化、工具旋回位置(櫛刃は退避位置) など様々です。 条件アップ時は製品の品質などの見極めが必要です
お礼
回答ありがとうございます。 今、サイクルタイムをどうしても縮めなければならない。という状況にあり 根本的にサイクルタイムを短縮させるにはどうすれば良いのか?を考えていました。
お礼
回答ありがとうございます。 様々な手法、方法のアドバイスありがとうございます。 これまでのご意見を参考に改善を試みてみます。