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商品サイクルの短縮化について
日本では、製品サイクルの短縮化が顕著であり、製品によっては、 1回/半年 の割合で新製品を発売しているケースもあるとの事です。 ここで質問なのですが、 この製品サイクルの短縮化の理由について、「消費者の視点」 「供給者の視点」から説明する事出来ますでしょうか? →「供給者の視点」からは、供給者数が多く、競争激化による と説明(イメージが沸く)出来るのですが、「消費者の視点」 からは、どうも説明出来ません。 →乗用車の買換えサイクルは長期化しているとの事ですが・・・。 若しくは、「供給者の視点」のみの理由により、製品サイクルが短縮 化されているのでしょうか? 説明出来る方いらっしゃれば、お手数ですが、教えて下さい。
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- precog
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諸説言われてますね。 宮田 秀明さんという方が書かれている記事が参考になると思います。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070214/118972/ http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070220/119402/ 以下、私見ですが、、、 データ偏重 → 小手先の技で売上を上げようとする → 成功してしまう → 小手先なのでユーザーはすぐに飽きる → データに従い、さらに短縮して小手先の技を連発する → 学習した消費者は新製品の波に適応し効果が薄れる → 泥沼 こういう事だと思います。 供給者の視点からは、新製品を出すと一次的に売上が伸び、データがそれを示すのでやめられない。しかし、開発期間が短縮されるのでますます小手先のことしか出来なくなる。結果、外連味だらけの新製品の羅列になるか、進歩があっても微々たるモノに留まる。 消費者からみると、新製品が溢れているので選び放題。しかし、製品買い換えサイクルが短縮されるわけではないので購買額が新製品発売に比例して増えるわけではない。消費者は新製品サイクルが短い事を学習し、次の新製品が出るまで買い控えをおこす。また、結局毎回付き合う必要はなく、自分の好きなタイミングで買い換えれば新製品を楽しめるため、新製品発売に呼応しなくなる。または、どの分野の製品も新製品に溢れているので、順に買いかえるという購買行動に切り替えることで、いつでも刺激のある消費が楽しめることを学習する。 まぁこんなところでしょうか。 最近だと、これを裏付ける対照的な例として、Windows VistaとCore2Duoが挙げられると思います。 進歩の少ないWindowsには冷めた反応で欲しいときに買うだけ。進歩が大きく、長期間のCPU性能の停滞からくる鬱積を吹き飛ばすCore2Duoは熱狂的に盛り上がる。 どっちにしても、新製品効果と言うのは需要の偏食であって、あくまで需要を喚起するのはイノベーション(価値)か価格低下だということです。結局は需要/供給曲線に従うと言うことですね。
お礼
有難う御座いました。再度私なりに考えてみました。 1:春商戦/年末商戦と年2回の消費拡大期がある。 →消費者心理による 2:バブル崩壊以降の消費不振による需要刺激のため。 →供給者側の視点による 3:(供給者数が多く)競争激化による価格下落を防ぐ為、 製品のマイナーチェンジによる価格の安定化。 →供給者側の視点 ※製品への新たな付加価値の付与は、1回/年のみ。 色々理由あると思いますが、私は、上記3点を考えました。 経済学者ではないので、これ以上の真相は分かりません。 いづれにしても、難しい問題です。