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ギアの潤滑方式 バリ取り装置
- ギアの潤滑方式について考える。グリース潤滑やオイルエアーユニットの可能性は?
- バリ取り装置の設計について。スピンドルの必要条件やエアースピンドルの利用可否についても検討。
- バリ取り工具の必要性とスピンドルの正転・逆転の両方の必要性について考える。
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駆動源はモータでしょうね。 動力をP[kW]とすると、2×π×回転数N[rpm]×トルクT[kgf・m]÷(102×60)がその計算式 で、トルクT[kgf・m]は 動力P[kW]×102×60÷(2×π×回転数N[rpm])で求まります。 バリ取り工具の仕組みから、回転数を5000回転以上にする必要がありますが、これはm=1の ギア駆動で可能でしょうかに関しては、回転数の設定を最終的にいくらにするかで決定します。 5500回転(rpm又はr/min)と設定したなら、 トルクT[kgf・m]=動力P[kW]×102×60÷(2×π×5500[rpm])で求め、 ギヤの(ピッチ円直径÷2)であるピッチ円半径で割ると歯面に掛かる力が求まります。 その値を、歯車の歯の強さ表示である“歯車の曲げ強さ”や“歯車の歯面強さ”で 確認し、弱ければモジュール(m)を大きくすれば良いし、歯数を増やしピッチ円直径を 大きくしても良い。 (KHKの歯車大学の歯車強さを確認するとその内容が確認できます) また、潤滑と冷却が問題だと思い… ?グリース潤滑で可能かどうか。 ?オイルエアーユニットを使えば可能かどうか。 ?ギアボックス内に、スピンドル油を封入すればどうか。 ……の内容もKHK歯車大学で確認でき、不明点はKHKに問い合わせもできるので確認した 方が良いです。 そして、ギアボックスが必要となったら、TSUBAKIさん等の市販ギヤBOXを使用しても 便利です。 もう、その頃には、ギヤ等の選定にも慣れ、ギヤBOX選定にも役立ちますからTSUBAKIさん 等への問い合わせもできると思います。 では、頑張って下さい。
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グリース潤滑の場合周速5m/s以下が目安です。回転数を5000回転と して計算するとピッチ円直径で190mm位が限界になります。起動停止衝撃を 考えればもっと小径にする事が望ましいと思います。
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ご回答ありがとうございます。 スピンドルのピッチが狭いので、ギアの径もそのピッチ以下になります。 外径φ25~6程度のギアを使うことになりますが、カタログ上では、 モジュール1又は、1.5のギアしかありません。 その場合、ギアの強度が心配でした。 また、どちらのギアが、摩擦熱の発生を少なくできるのか、 という疑問もあります。
>φ6を掴めて、本体の直径が26mm以内のエアースピンドル ナカニシのブラシレスモータースピンドルがあります。 E2530シリーズ モーター部φ25、コレットチャックφ6max 30000rpm max 125W 回転が早すぎるなら減速ギア取付可能。 かなり信頼性高く便利に使ってました。@やや高いが
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど良い物がありますね。 しかしちょっと予算オーバーです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いつも適切なアドバイスを頂き、感服しております。 考え方の道筋がよく分かりました。 いろいろと計算してみて、とにかく試作してみます。 ありがとうございました。