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油圧機械の油温冷却
- 油圧機械の油温冷却についての条件として、1.5KW 4Pのモーター、可変ベーンポンプ、アクチュエーターなどが含まれています。
- 夏場になると油温が60℃を超える問題が発生しており、ファン式の冷却装置を取り付けることを考えています。
- 正しい取り付け位置について、ポンプのドレン部とシリンダーからタンクへの戻り部のどちらが適しているかについてのアドバイスを求めています。
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質問にある油圧装置の回路図が無いので詳しいことは分かりませんが キャパが25l/minで3.5Mpの条件ではモーター容量が不足してしまうので 可変容量のベーンポンプを使用し、ポンプの吐出量を絞ってモーターの 定格内で稼動させる様にしているのだと思います。 この場合リリーフバルブからタンクへの戻りはありませんからリリーフバルブと タンク間にクーラを設置しても意味がありません。 しかし、ポンプの可変吐出機能が故障していたり、リリーフバルブの設定圧がポンプの設定圧より低いとアクチュエータが停止している状態では全量リリーフバルブからタンクに戻るので系統の油温が異常に上昇してしまうことになります。 ただしこの場合圧力が規定どうりであればモータに定格以上の電流が流れていると思います。 まずはこの辺りから調査して、可変吐出機能に問題が無ければポンプの ドレーンポートとタンク間にクーラ取り付けを検討しても良いのではないでしょうか。 ポンプの可変吐出機能が正常であればアクチュエータが全部停止した場合、モータ負荷電流は大幅に低下しているはずです。
私が配管するならリリーフの戻しにクーラーを設置する(普通はこの配管だと思うが) ポンプの容量的には余裕がありそうなので流量はリリーフの方が多いはず。 通常 熱の発生源はポンプとモーター ポンプはどうしようも無いが モーターの選定でも温度は変わってくる。 全閉 外扇タイプだと思うが1.5Kwだと放熱フィンの無いメーカーもある。 メーカーは60度位までの温度では問題ないと言うが 素手では長く触れない 今回のように油圧に使うのは好ましくないと考える。 タンクの容量を大きくしたり タンクの外周に放熱フィンを追加するのも効果があります。
油圧機器メーカーの代理店との付き合いはないのでしょうか? 冷却装置の能力も含めた選定等もやってくれて、部品も購入でき有料ですが設置も やってくれます。
シリンダーからタンクへの戻り部が一般的のようです。添付図参照下さい。 市販の空冷式オイルクーラーを回路内に設置すれば良いでしょう。